全国の通信記事
2014年11月18日号
奈良・岩手で震災慰霊法要
【奈良】 宗務所(森本竜静所長)は十一月十八日から二十日まで東日本大震災慰霊研修を開催し、管内の僧侶十一人が岩手県を訪れた。
一行はまず宮沢賢治の菩提寺としても有名な花巻市の身照寺に参拝し震災当時の様子や現状について牛﨑海秀住職から説明を受けた。
続いて遠野市法華寺の岩手県宗務所(阿部是秀所長)を訪れ義援金を手渡し、犠牲者慰霊と復興祈願のため陸前高田市の妙恩寺に建立される悲母観音菩薩像や現状について話を伺った。
その後も、大槌町の蓮乗寺や陸前高田市や釜石市、山田町などで現状や今後必要な支援、また必要な対策等について学んだ。
森本所長は「記憶を風化させぬよう今後も必要な支援を続けていきたい。今後の災害対策についても一層学ぶ必要がある」と話していた。
2014年11月17日号
御厨尚純上人 本葬儀
【福岡】御厨尚純師(福岡市唐人町妙法寺第二十七世)九月三十日遷化。世寿六十二歳。法号は龍祥院日耀上人。本葬儀が十一月十七日同寺で平井照山猊下(佐賀県本山松尾山光勝寺貫主)導師のもと厳粛に執り行われ、僧侶檀信徒約六百人が参列した。
御厨上人は昭和二十八年生まれ。平成二年十一月に妙法寺第二十七世住職に就任後、新本堂、納骨堂、大鐘楼堂、山門、もやい堂、永代供養塔などを建立し境内地整備等に尽力した。また、宗門では平成七年から日蓮宗福岡県社会教化事業協会会長を務め、平成二十四年からは全国副会長を務めた。また様々な地域の活性化にも貢献し宗門内外で尽力した。
2014年11月16日号
静岡東・被災地で支援金授与式
【静岡東部】 東部宗務所(須藤正裕所長)主催の 統一信行(東日本大震災物故者慰霊・早期復興祈願法要)併せて石巻地区小中学校支援金授与式を11月16~17日石巻に於いて僧侶・檀信徒合わせ96名参加のもと開催。
9月6日の護法大会で供養した御題目写経と護法大会以降に集まった御題目写経を持って、16日早朝午前4時~5時にかけて伊豆各地より先発隊・バス4台に分乗し、出発。休憩を取りながら約8時間の道のりを石巻へ向けて走り続けた。
車中では統一信行の法要に対する心構えとして被災地の生の声を収録したビデオを流した。
先発隊は慰霊法要の会場となる日和山公園に祭壇を設営。日和山公園は震災時、数多くの被災者避難した場所である。バスは午後2時30分過ぎに到着、僧侶は修法衣・素絹五条に檀信徒は行衣に着替え、法要には石巻市教育委員会・学校関係者・地元有縁寺院・地元の方と共に、参列し須藤正裕所長導師のもと慰霊法要が始まり、参列者全員焼香し冥福を祈り更に、早期復興祈願を行った。
続いて、市の関係者と教育委員会と当局との検討の結果、大きな被害を受けた渡波小学校・女川小学校・鳴瀬桜華小学校渡波中学校・湊中学校に須藤正裕所長・内藤勧祐教化センター長・安井豊子寺庭婦人会長・檀信徒協議会役員関野嘉也氏・増田征次氏より支援金として各学校へ100万円が手渡され、五校を代表し、渡波小学校長松浦達夫氏より「今までの支援に心より御礼を申し上げると共に、太平洋で繋がっている伊豆の皆さんの気持ちを、支えに復興に努めて行きたい」との挨拶の後、須藤所長より「支援もこれで終わりとせず、今後とも伊豆の地より慰霊と早期復興の祈願を続けていきたい」と述べ、法要を閉じた。更に日和山公園より北上川を見下ろせる処に移動し、石ノ森萬画館付近より出た遊覧船の僧侶と共に読経唱題の中御題目写経を散華し川施餓鬼を行った
翌日、バス2台に分乗し、護法大会に語り部として来て頂いた佐藤瑶子氏親子と合流し当時の状況や今の様子の説明を聞きながら歌津・泊崎海水浴場に向かい、読経唱題のなか焼香、又地元漁師の協力により船を出し御題目写経を散華し、海施餓鬼を行い、南三陸町防災庁舎跡に移動し読経・唱題の中参加者・お参りに来ていた一般の方も焼香し、犠牲者への祈りを捧げた。その後南三陸町さんさん商店街にてポータルセンター見学、商店街を散策し昼食の後伊豆に向け帰路の途についた
参加者から「日和山公園の法要・防災庁舎跡の供養の時、当時の事に思い寄せると自然に涙が止まらなく出た。お参りが出来て良かった。」「また機会があれば訪れたい。」との声が寄せられた。
被災地の石巻に入ると市街地は、多少の災害の傷跡が残っているものの復興が進んでいるのが感じられるが、市街地を離れると参加者の多くの人が復興には、まだ多くの年月が罹るように感じたのではないか。
しかしながら、関係者各位の協力のもと意義ある統一信行となった。
御題目写経総数 23250余枚
志納金総額 500萬余円



















