2014年5月18日
音のちから、心のしらべ 開催
【愛知名古屋】平成二十六年五月十八日(日)千種区蓮勝寺(犬飼盛勝住職)に於いて「第八回 音のちから・心のしらべ」が開催された。
穏やかな日差しが差し込む晴天のもと、集まった約百五十名の参加者が見守る中、第一部、慰霊と震災復興を願う「祈りの法要」が始まった。法要では途中、雅楽の演奏も披露され、集まった聴衆は普段あまり耳にする事のない音色に聴き入っていた。
その後、インド古典舞踊、撥弦楽器のシタールと太鼓の一種であるタブラによる合奏、金属打楽器ハングドラムやガンクドラム等を使った演奏が行われた。そしてこの日のために一生懸命練習してきた子供たちによるカホン(楽器自体に跨って演奏する箱型楽器)の演奏が始まると、会場は一番の盛り上がりを見せた。住職の法話の後、聲明と読経、笙を取り入れ、毎年恒例となっている出演者全員によるコラボレーションが披露され、参加者の目と耳を楽しませた。
演奏終了後、境内には有機野菜や雑貨の販売、射的やポップコーン等の様々な出店が並び、大人から子供たちまで楽しい時間を過ごしていた。
「音のちからで皆が笑顔で倖せになれますように」という思いで、毎年様々な音を発信しているこのイベント。次回も心に響く音が奏でられることであろう。尚、イベントで集まった浄財は、被災地を支援する「神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト」に寄付される。
2014年5月17日号
講演「お万の方と家康公」
【千葉南部】5月17日勝浦市役所大会議室で「お万の方と家康公」と題して講演が行われた。
講師は3月にお万の方の小説を「命燃ゆ」と題して出版された安藤操氏(ペンネーム安藤三佐夫)(既報済み)
市は150席の椅子を設け、講演会に臨んだが、予想以上に参加者が来場されたので、更に椅子も追加したが、最後方部は立見席状態、総勢250名ほどの来場者となった。
初めに商工会代表、小高伸太県議会議員、続いて渡邊幸男観光協会々長、
関重夫副市長の挨拶があり講演となった。
講演内容の中では随所に「日蓮宗」の言葉が聞かれ、良く聞き及ぶ寺院名から地名まで、正に宗門の講演と言っても過言ではない内容。
予定の時間には終わらず、次回に機会がありましたらとの状況で終了となった。
四半世紀続く一人の書家の軌跡
【長野】長野県安曇野市内の書家を中心とした「井上秋濤顕彰会」主催の書道展が、平成26年5月17日から19日まで同市内にある妙法寺(中込一孝住職)において第25回目の開催となった。昭和20年に安曇野市(旧穂高町)へ疎開してきた一人の書家の功績が、現代に実を結んで四半世紀にわたって伝えられ続けてきた。
書道展には井上さんの遺墨をはじめとして会員書家による作品や各書道教室へ通う幼少から学生に至るまで、500点を越える作品が所狭しと展示されていた。又、中日には同寺副住職(中込義孝師)などによる来場者へ茶菓点前も振舞われ、開催期間中は400人以上の人が来場していた。
井上さんは昭和23年頃より安曇野で書道教育を始められ、亡くなる昭和28年までのわずか5年間に書道発展の基礎を築いた。その間に門を叩く生徒は3000人余りだったと言われている。
そもそも会場となった妙法寺と井上さんの関係は昭和26年まで遡る事になる。当時の住職である妙法寺第3世中込義康師が同年2月に日蓮宗大荒行堂を成満し、帰山の際に開かれた歌会にたまたま井上さんが出席していた。その際、身延旧懐の詩を壁書されたのが結びつきの始まりとなった。平成に入り、井上さんの第37回忌を迎えると同じ年に門下の書家協賛のもとに「井上秋濤顕彰会」が創立された。書道展が初めて開催された平成2年は妙法寺創設60周年の記念すべき年でもあり、その後の寺門発展を祈念すると共に井上さんの遺徳を顕彰せんと願いを込めて現在に至っている。



















