2012年11月3日
漁業復興支援金を贈呈
【岩手】十一月三日、大槌町の新おおつち漁業協同組合に漁業復興のための支援金が西山是文師(遠野市智恩寺住職)により手渡された。東日本大震災により、東北地方沿岸の漁港のほとんどが甚大な被害を受けたが、大槌町の漁港もそうであり、同時に多くの漁船も失われた。現在、国の支援により漁船が徐々にではあるが造船され、埠頭に停泊しているのが見られるようになった。しかし、船外機や漁具の不足、埠頭の整備不足等により思うように漁業に出られない状況が続いている。この話を檀徒から聞いた西山師が震災以来、支援活動を継続している大槌町赤浜地区の漁業関係者に現状を確認し、支援を申し入れた。
今回の支援金は、岡山県修法師会が集めた慰霊と復興の祈りを込めた約三万枚の写経を十月十日に赤浜地区埠頭で海辺に流し読経したことの縁もあり、その納経料(義援金)が漁業支援金として届けられた。また、西山師は震災以降、全国各地で講演しており、その講演料からもこの支援金として手渡された。当日は、傾聴活動の際に使用している赤浜地区仮設団地談話室に、新おおつち漁業協同組合の黒沢久雄氏、赤浜地区漁民代表の浜田紀一氏、赤浜の復興を考える会の川口博美氏が集まった。黒沢氏から「国からの補助金は使用目的が限定されており、このように現状に合わせ使える支援金を頂戴できることは大変有難い。有効に役立たせていただきたい。」と語り、謝辞が述べられた。なお、岡山県修法師会の義援金は沿岸の津波孤児・遺児の支援金にも充てられる他、岩手県の被災地支援活動にも活用される。



















