神奈川２　関東大震災百年追悼慰霊法要

【神奈川２】９月１日、鎌倉市本山・本覚寺（永倉日侃貫首）にて鎌倉組寺主催の「関東大震災１００年　慰霊と防災の集い」を開催した。

本覚寺大本堂は関東大震災当時、鎌倉市内で倒壊しなかった数少ない建物であり今回の法要の会場となった。

大震災の発生した１１時５８分に松尾崇鎌倉市長が梵鐘を打ち、黙とうを行った。

その後、収玄寺・片野玄斉導師の下、鎌倉組寺出仕にて追悼慰霊法要を大本堂にて営んだ。

永倉秀行本覚寺執事長、松尾崇市長、浅尾慶一郎参議院議員より挨拶があった。

安国論寺・平井智親実行委員長は謝辞で「慰霊法要を通じ大きな犠牲と悲しみを思い出し、同じことを繰り返さないために防災を考える。慰霊追悼と防災を併せて初めて防災が大切と理解できるのではないか。一人一人が防災に備えることが、全体として大きな防災となり結果的に犠牲者を少なくすることができるのではないか」と述べた。

境内では防災パーク鎌倉として災害時対処方法の学びや体験の場が設置された。

神奈川２　書と音のコラボイベント

【神奈川２】８月２０日、茅ヶ崎市・信隆寺（木村邦佑住職）にて書と音のコラボイベント「響」を開催し７０人の参加があった。

湘南を中心に全国で活動している書道家・稲村瑞穂さんと、ウィーンへ留学中のクラシックギタリスト・大沢美月さんによる書と音のセッションコンサートである。

参加者は大沢さんの演奏に魅了されながら聴き入った。また、大沢さんの演奏にのせて稲村さんが和紙に筆を走らせ作品を描いていった。歌は「ニューシネマパラダイス～愛のテーマ」「ティアーズインヘブン」「ハナミヅキ」の3曲。

大沢さんは稲村さんのエネルギーと感情が溢れた作品を見て、一緒にギターと響きあえたらどんな作品ができるのか楽しみにしていたと話す。

最後に即興のギターに合わせ、稲村さんが「響」を描いた。稲村さんは大沢さんの奏でる音と書と空間がリンクしていると感じ感動しながら書いたと感想を述べた。

神奈川２　茅ヶ崎市信隆寺でこども食堂

【神奈川２】８月１９日、茅ヶ崎市・信隆寺（木村邦佑住職）にてこども食堂を開催し７２人の参加があった。

去年８月より毎月第３土曜日午後４時より開催し１３回目となる。

元々は母子家庭や経済的に事情のある家庭を支援する為にこども食堂の活動を始める予定だったが、地域のすべての子どもや家庭が参加できるオープンな形で開始した。

今では近くに住む家族や友達同士で参加する子ども、野球クラブの子ども等もご飯を食べにお寺に足を運ぶ。その中に支援が必要な子どもも混ざってくれればそれで良いと木村住職は話す。

スタッフも檀信徒より有縁の知人が多いという。また、地元の茅ヶ崎市ロータリークラブの協賛を得て、毎回スタッフとして協力して頂いている。

「本宗でも多くの寺院がこども食堂を開催し、地域貢献することで必要とされる存在になっていくことが大切なのではないか。」と木村住職は話した。