全国の通信記事
2025年11月30日号
山梨3・南アルプス市で入寺式 岡義祥上人・岡貞善上人 就任
【山梨3】十一月三十日、南アルプス市妙長寺および本隆寺において、両寺の入寺式が厳修された。
妙長寺には岡義祥上人が、本隆寺には岡貞善上人がそれぞれ入寺し、多くの檀信徒が参列する中、新住職の法灯継承が晴れやかに執り行われた。
妙長寺入寺式では、岡義祥上人が「先師諸上人の遺風を守り、地域の皆さまの心の拠りどころとなる寺院の姿をともに築いてまいりたい」と就任の決意を述べ、参列者から温かい祝福の拍手が送られた。
続いて本隆寺では、岡貞善上人が「日蓮聖人の御精神を体し、法華信仰を次代へと正しく継承し、地域社会に開かれた寺院運営に励む」と誓いを述べ、荘厳な雰囲気の中で式典が進められた。
両寺とも、地元檀信徒が新たな住職を迎える喜びに包まれ、今後の寺門興隆と地域への貢献が期待されている。
2025年11月2日号
山梨3 朝粥会のシーズンに
【山梨3】山梨県第三部では、9月14日南アルプス市妙遠寺(秋山義行住職)、10月4日同市宗林寺(石川顗鳳住職)、11月2日韮崎市浄蓮寺(甲斐元浩住職)に於いて、山梨三部布教師会(柏原啓修会長)寺庭婦人会、たちばな和讃会の出仕のもと朝粥会が開催され、僧侶檀信徒合わせて百五十名が参加した。
この朝粥会は飽食の時代にあって、命の尊厳を見直し、食の原点に還ろうという目的で毎年9月から11月までの間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
午前7時より開催寺院の本堂に於いて参加した檀信徒らと共に朝のお勤めを行ない心を清めた後、開催寺院の住職よりお寺の紹介と法話が行われ、参加者は菩提寺以外のお寺の歴史や特色について興味深そうに聞き入っていた。
つづいて、布教師会会員による法話が行われ、それぞれ自身の今までの人生経験を元に、「いのちに合掌」や信仰の在り方、食についてについて参加者たちに語りかけた。時折織り交ぜられるユーモアのある語り口に参加者たちは、大きな笑い声をあげながら聴き入っていた。
法話が終わると、早朝からお粥の準備を進めていた寺庭婦人会により暖かなお粥がふるまわれ、出来立てのお粥の優しい味に参加した檀信徒らは心から食法を唱え、身も心も温まる想いに浸り、笑顔で舌鼓を打っていた。
また、11月開催の浄蓮寺ではたちばな和賛会による和讃の奉詠が行われ、朝粥会の開催に花を添えた。
参加者からは「普段の食について考える良い機会になった」との声が上がり、来年度の開催を心待ちにしていた。
2025年10月18日号
南アルプス市妙了寺で護法統一信行会
【山梨三】10月18日南アルプス市上市之瀬妙了寺(阿部是秀住職)を会場に山梨県第3部宗務所(岡本正富所長)・第3部檀信徒協議会(金丸忠仁会長)共催『令和7年度護法統一信行会』が開催された。
この護法統一信行会は毎年9月から11月までの3ヶ月間、管内寺院を会場に毎月1回行われている伝統行事だが、今年度に限り、全3回を集約して行われた。組寺院の檀信徒を中心に僧俗合わせて80名の参加者が集まった。
まず初めに、「たちばな和讃会」の会員代表が出仕し、法華和讃奉詠が行われ、その後、開式にあたり岡本宗務所長より挨拶があった。「今回、会場とした妙了寺様は、以前一老職としてお給仕をさせていただいたご縁もあり、私にとっては、とても大切なお寺です。思い入れも深く、懐かしいお顔もたくさん拝見でき、嬉しい気持ちでいっぱいです」と、当時の思い出を交えながら述べた。
続いて、岡本所長と同様に、妙了寺の一老職を務めた経歴を持っている、布教師会会長の柏原師により法話が行われた。「当時の懐かしいお顔を拝見していると、まるで父や母に語りかけるようで、少しお恥ずかしいですが」と、前おきで笑いを誘いつつ、妙了寺の由縁や地域の諸行事の説明を交えた法話の中で、日蓮聖人御遺文『事理供養御所』の一説、「いのちと申すは一切の財の中に第一の財なり」に触れた。「私たちは食事をとる時、『いただきます』とお唱えしますが、これは作ってくれた方には勿論のこと、そこに出された食べ物の命を我々が受け取って、生かされていることを決して忘れてはいけません。我々に与えられた『いのち』を存分に使ってください」と法話を締めた。
法話が終わると、妙了寺阿部是秀住職を導師とし、四師会の会長を脇座に迎え、法要が始まった。さらに、7名の修法師による加持祈祷も執り行われた。法要後、阿部住職は「まだ、住職に就任して日も浅い中であるにも関わらず、たくさんの檀信徒のご協力を得ながら、この統一信行を開催することができ、大変ありがたく思っている。本日、皆さんでお唱えした南無妙法蓮華経のお題目の功徳を、肌で感じてもらいたい」と御礼を述べ挨拶した。また、挨拶の最後に「最後に皆さんで、腹の底から大きな声で南無妙法蓮華経と一遍お唱えしましょう」の声掛けのもと、参加者全員で、非常に力のこもったお題目を唱え、身が引き締まる気持ちで会が締めくくられた。




















