全国の通信記事
2025年12月13日号
山梨3 歳末助け合い唱題行
【山梨3】12月13日、山梨県第三部宗務所(岡本正富宗務所長)・同檀信徒協議会(金丸忠仁会長)は韮崎市本町、大蓮寺(望月義仁住職)を出発地に毎年恒例の「歳末助け合い唱題行脚」を行った。
開催当日、出発会場となった大蓮寺には管内教師、檀信徒合わせて80名程の参加者が集まった。当日は寒波の影響で、12月としては非常に寒い1日となり、昨年と同様、厳しい寒さの中での行脚となった。
参加者から成る長い隊列は、教師と檀信徒の代表が掲げる玄題旗を先頭に出発し、それぞれが被災地や世界平和への想いを胸に、力強くお題目を唱え、歩みを進めた。出発に際し、望月住職から挨拶があり、「大蓮寺周辺を行脚隊が歩くのは20数年ぶりです。大変ありがたく、皆様のお題目の声を、近隣の皆様、道行く方々に届けてほしい」と述べた。
今回は韮崎市街地を中心に行脚し、JR韮崎駅前を経由して、出発点の大蓮寺まで戻る、約3キロメートル弱の行程を二時間かけて練り歩いた。
唱題と団扇太鼓の音に誘われ、沿道や民家には手を合わせ行脚隊を見守る近隣住民が多数出てきてくれた「寒い中ご苦労様です。頑張ってください!」と、たくさんの温かい声かけと同時に、久しぶりの行脚だったこともり、「これはどんな行事ですか?」と尋ねてくる住民もいたが、このような方々にもお題目に触れる良い機会となった。
今回の唱題行脚で集まった義援金56万0943円は、公益財団法人「山梨YBS厚生文化事業団」へ寄託され、頻発する自然災害等の復興財源として活用される予定である。
2025年11月30日号
山梨3・南アルプス市で入寺式 岡義祥上人・岡貞善上人 就任
【山梨3】十一月三十日、南アルプス市妙長寺および本隆寺において、両寺の入寺式が厳修された。
妙長寺には岡義祥上人が、本隆寺には岡貞善上人がそれぞれ入寺し、多くの檀信徒が参列する中、新住職の法灯継承が晴れやかに執り行われた。
妙長寺入寺式では、岡義祥上人が「先師諸上人の遺風を守り、地域の皆さまの心の拠りどころとなる寺院の姿をともに築いてまいりたい」と就任の決意を述べ、参列者から温かい祝福の拍手が送られた。
続いて本隆寺では、岡貞善上人が「日蓮聖人の御精神を体し、法華信仰を次代へと正しく継承し、地域社会に開かれた寺院運営に励む」と誓いを述べ、荘厳な雰囲気の中で式典が進められた。
両寺とも、地元檀信徒が新たな住職を迎える喜びに包まれ、今後の寺門興隆と地域への貢献が期待されている。
2025年11月2日号
山梨3 朝粥会のシーズンに
【山梨3】山梨県第三部では、9月14日南アルプス市妙遠寺(秋山義行住職)、10月4日同市宗林寺(石川顗鳳住職)、11月2日韮崎市浄蓮寺(甲斐元浩住職)に於いて、山梨三部布教師会(柏原啓修会長)寺庭婦人会、たちばな和讃会の出仕のもと朝粥会が開催され、僧侶檀信徒合わせて百五十名が参加した。
この朝粥会は飽食の時代にあって、命の尊厳を見直し、食の原点に還ろうという目的で毎年9月から11月までの間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
午前7時より開催寺院の本堂に於いて参加した檀信徒らと共に朝のお勤めを行ない心を清めた後、開催寺院の住職よりお寺の紹介と法話が行われ、参加者は菩提寺以外のお寺の歴史や特色について興味深そうに聞き入っていた。
つづいて、布教師会会員による法話が行われ、それぞれ自身の今までの人生経験を元に、「いのちに合掌」や信仰の在り方、食についてについて参加者たちに語りかけた。時折織り交ぜられるユーモアのある語り口に参加者たちは、大きな笑い声をあげながら聴き入っていた。
法話が終わると、早朝からお粥の準備を進めていた寺庭婦人会により暖かなお粥がふるまわれ、出来立てのお粥の優しい味に参加した檀信徒らは心から食法を唱え、身も心も温まる想いに浸り、笑顔で舌鼓を打っていた。
また、11月開催の浄蓮寺ではたちばな和賛会による和讃の奉詠が行われ、朝粥会の開催に花を添えた。
参加者からは「普段の食について考える良い機会になった」との声が上がり、来年度の開催を心待ちにしていた。



















