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2025年10月7日号
埼玉 護法団参・統一信行会
【埼玉】日蓮宗埼玉県宗務所主催による「護法団参・統一信行会」が、10月7日(火)・8日(水)の両日にわたり開催され、県内各地より僧侶・檀信徒145名が参加した。新型コロナ禍を経て6年ぶりの宿泊を伴う団参とあって、参加者の表情には期待と喜びが満ちていた。
一行は早朝、県内各地を出発し、5台のバスに分乗して宗祖日蓮聖人ゆかりの聖地・千葉県鴨川市へ。午前中に清澄寺へ到着し、結団式・昼食・写真撮影を済ませ、祖師堂にて「統一信行会」に臨んだ。
法要に先立ち、導師委嘱の儀が執り行われ齊藤日敬別當より、石黒淳明所長に委嘱状が授与。齊藤別當は「清澄寺は宗祖日蓮聖人が初めてお題目をお唱えになった聖地であり、本年は出家得度の師・道善御房の七百五十遠忌という特別な節目にあたります。そのご恩徳を偲ぶ年に、皆様が護法の誓いを新たにされることは、意義深いことであります。本日のご縁を機に、益々お題目修行に励んでいただきたい」と挨拶された。続いて石黒所長導師のもと法要が営まれ、『報恩抄』の一節を全員で拝読後、一心に報恩のお題目を唱えた。
石黒所長は、謝辞の中で「知恩報恩を意識実践し、宗祖第750遠忌に向けて共にお題目を唱え精進して参りましょう」と呼びかけた。
その後、一行は道善房墓所と旭が森を参拝。清澄の山々に吹く爽やかな風の中、報恩と誓願のお題目を唱え、信仰を新たにするひとときとなった。
宿泊先の鴨川グランドホテルでの夕食会では、僧侶・檀信徒が和やかに語らい懇親を深めた。
翌日は誕生寺を参拝。笑顔で出迎えてくださった矢嶋日弘貫首より「天気を心配していましたが、無事にお越しくださり本当に嬉しく思います。生誕の地にて、日蓮聖人と魂を一つにしてお題目を唱えると大きな力がいただけます。皆様にもぜひその力を肌で感じてほしい」と挨拶をいただいた。
続いて祖師堂にてお開帳と縁起の説明が行われ、参加者は荘厳な雰囲気の中で合掌。諸堂案内もあり、宗祖生誕の聖地に身を置く喜びを噛みしめながら、参拝を終えた。
その後は鴨川シーワールドに立ち寄り、解団式が行われた。昼食後はイルカのショー等を楽しみ、参加者の表情には笑顔が広がった。
帰路の車中では、今回の団参を振り返りながら信行の志を語り合う姿も見られ、夕刻18時頃、各地に無事帰着。全行程を円成した。
2日間を通じ、宗祖の聖地に身を運び祈りと交流を重ねた団参は、参加者にとって改めて日蓮聖人の教えの尊さを実感する貴重な機会となった。
2025年7月30日号
埼玉 少年少女修養道場「寺子屋」
【埼玉】令和7年7月30日(水)から7月31日(木)にかけて、埼玉県日蓮宗青年会主催の少年少女修養道場「寺子屋」が、山梨県身延山研修道場を会場に開催されました。小学1年生から5年生までの児童25名が参加し、充実した二日間を過ごしました。
初日は、バスで身延山へ移動し、久遠寺本堂にて開会式を執り行いました。その後、会場を研修道場に移し、写経体験や宝探しゲームを実施。夕食後にはスイカ割り、花火、そして肝試しと、子どもたちの笑顔に包まれた一日となりました。
二日目は、早朝に御廟所にて朝勤に参加。その後、雑巾の絞り方や箒の持ち方を学び、境内の清掃活動に全力で取り組みました。仏道修行の一環としては、三河屋数珠店様のご協力のもと、念珠型ブレスレット作りにも挑戦しました。
また、両親への感謝を込めた手紙を書く時間も設け、普段は伝えづらい気持ちを素直に綴る姿が見られました。
閉校式では、全員に修了証が授与され、寺子屋校長を務めた加藤錬鳳会長より、「寺子屋での経験を今後の生活に活かし、たくましく成長してほしい」との言葉が贈られました。
全日程を終えた参加者たちからは、「来年も参加したい」との声が多く聞かれ、会員一同、子どもたちの成長を喜ぶとともに、来年の開催に向けて新たな意欲を胸にしました。
2025年6月27日号
埼玉 寺檀協議会
【埼玉】川越市妙昌寺(沼田洋順住職)にて6月27日、令和7年度埼玉県寺檀協議会が開催され、僧侶・檀信徒合わせて100名が参加した。
午前10時より、石黒淳明宗務所長を導師に宗務所職員が出仕し、法味言上があり、終戦80年を迎えるにあたり戦没犠牲者への回向供養も捧げられた。
法要後、石黒所長は挨拶の中でいのちの尊さ、いのちの繋がりを改めて感じていただきたいと述べた。
引き続き平柳清檀信徒協議会会長(川口市・感應寺檀徒)より寺院の減少が予測されているが皆様の先祖や家族を守るためにも、日蓮宗は決して欠かすことのできない存在。知恩報恩の心を持って日々を過ごしていただきたいと呼びかけた。
総会では、令和6年度の活動報告・決算および監査報告に続き、令和7年度の活動方針案および予算案が承認された。あわせて、長年会長を務めた平柳清氏から、柴清氏(八潮市・妙光寺檀徒)への会長交代も承認された。
昼食後には、円真教会担任の星光照上人を講師に迎え、「いのちに合掌」と題し高座説教が行われた。続いて、ソプラノ歌手の西口彰音上人(小山市妙健寺修徒)とピアニスト・知久絵里香氏による演奏が披露され、美しい音色に会場は静寂と感動に包まれた。アンコールの拍手が沸き起こり、7曲目として「ふるさと」が披露されると、会場は一体となってその歌声に涙する参加者もいた。
演奏終了後、再び石黒所長導師のもと唱題行が厳かに行われ、参加者全員が一心にお題目を唱和し、仏縁を深めた。
閉会式では、会場を提供した沼田洋順住職が「本日を通じて、僧侶と檀信徒が心を一つに同じ方向を向くことができた。今後も皆様とともに仏道精進に励んでまいりたい」と挨拶し、充実した寺檀協議会全日程の幕を閉じた。



















