全国の通信記事
2026年4月19日号
愛知名古屋 第十七回お寺deフェスタ
【愛知名古屋】令和八年四月十九日、名古屋市名東区本成寺(天野行淳住職)において『第十七回お寺deフェスタ』が開催された。
この催しは近隣の方、お寺と縁の無かった方々に法華経・お題目との結縁のきっかけになるようにと、「幸せの発信」をテーマに、日蓮宗宗務院、日蓮宗名古屋市宗務所、地元北一社学区自治会と名東社口商店街協同組合等の協賛のもとに催された。
当日は好天に恵まれ開催を待ちわびた四五〇名ほどの人が集まった。本堂では「譜遊歌」のコーラス、「アンサンブるんるん」の金管アンサンブル、愛知学院大学「シンキング・オール・スターズ」のジャズ、「酒仙太鼓」による和太鼓が演奏された。さらに「ヨイドレナイト」による「お寺deフェスタのテーマ曲」『ありがとう』が奏でられると盛り上がりは最高潮に達した。それぞれの演奏に参加者は心弾ませながら耳を傾けたり、体いっぱいに使った手拍子をしたり、まさに出演者、来場者の一体感により「総和」した姿が顕現された。
本堂で様々な音楽を奏でる演出は、住職が出家の動機となった高校時代の恩師の言葉「世界中どの国、どの民族にも宗教と音楽はある。どの国どの民族にも宗教と音楽は必要な証である」から由来されている。
境内では子供たちの掛け声とともに神輿が練歩き、射的や魚すくいゲームやワークショップに子供たちの長蛇の列ができ、たくさんの景品を袋一杯手にして歓声と笑顔で満ちていた。
さらに商店街協同組合等の出店、さらに今回から新たにキッチンカーが加わり飲食物の販売が行われ、集まった人々の憩いの場、語らいの場となった。
書院ではハート鍼灸接骨院による無料施術体験が行われリラックスした空間に包まれた。
結びに閉会宣言にて住職より、「真の幸福」とは自分だけが楽しければ良いものでない。皆で築き、皆で感動し、楽しみを同じにしなくてはいけない。出演者は楽しく音楽を奏で、出店者は一生懸命美味しい飲食物を振舞い、来場した皆さんは素敵な笑顔、大きな拍手と歓声で過ごした。
皆で築き、皆で感動し、楽しみを共有できたのは、とても小さいが、「真の幸福」が顕現された一日と言えます。つまり出演者・出店者・来場者皆さん全て仏様に成り代わって幸せを築いたという尊い使命・役割を実行したのですと語った。
『第十七回お寺deフェスタ』は法華経の「衆生の遊楽するところ」とあるように、たくさんの幸せを発信して円成した。
三重 まりがのマルシェ
【三重】鈴鹿市鞠鹿野寺(前原誠伸上人住職は4月19日、「まりがのマルシェ」を開催した。
テーマは食欲と植欲と仏欲を満たす。鞠鹿野寺のある鈴鹿市石薬師町は植物に縁のある土地というこもあり植物にクローズアップしている。
植欲を担当したのがグロウグリーン、PLANT TN、WindPlants の3店舗。定番の観葉植物から珍しいアガベや象の木、ビカクシダといった数々の観葉植物を販売した。壁にかけて育てる着生植物のような珍しい植物に足を止めたり、店主に種類を尋ねる人も多かった。
仏欲を担当したのが松司軒仏具店。身延に店を構えている仏具店であるが縁があり鞠鹿野寺に出店する事となった。来場者は多くの種類の中から自由に石を選び思い思いの念珠を作り、その後鞠鹿野寺御宝前において開眼、祈願を受けた。鞠鹿野寺はオリジナルの缶バッチ型の御守を販売し、同じように開眼と祈願を受ける人も居た。
食欲を担当したのがNamikiFreshHarvest 、Vivifamの2店舗。それぞれ、拘りの3種類珈琲とバスク風チーズケーキ、デザート系からご飯系まで様々なクレープや飲み物を販売した。中には2店舗全てを周り存分にお腹を満たす参加者も居た。
地域で取れたたけのこも販売されており、地域とお寺の特色が生かされたマルシェとなった。来場者の一人は「のんびりとした時間を過ごせてとても楽しかったです」と話してくれた。
2026年4月4日号
三重・第59回立正平和祈願会
【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県桑名市円妙寺内)主催による59回立正平和祈願会が4月4日、三重県亀山市の亀山市文化会館にて開催された。毎年、立教改宗に合わせ4月に行われる立正平和祈願会、59回目となる今回は亀山を会場にして開催。教師30人、檀信徒約95人が集い、法話を聴き、唱題行などの修行にはげんだ。
午前10時。立正平和祈願会が開会。第一講は社教会より冨田周温上人(三重県熊野市本乗寺住職)による講話がおこなわれた。冨田上人は、我々は色んな徳に触れて生きているが我が事として骨身に感じることは難しい。しかし、自身は大病を患い死を感じる事で恩のある人に最後の挨拶をしたいと感じ徳に触れてきた事を実感できた。仏様に祈る事で全ての人への恩を返す事ができるのだと強い自覚を持てた。祈願会という非日常的な空間の中で感謝の気持ちを感じ、感謝の気持ちを表す事を実践して欲しいと話した。
浅井教佑上人(松阪市法久寺)による「目の見えない亀」と題した講話が行われた。人生で3回物事の見方や考え方が変わった事があり、それは大学へ進学する為に上京した時、インドに行ったとき、戦争跡地を訪れた時である。特に戦争跡地のサイパンでの慰霊法要で実際に現場を目の当たりにし話を聞いた事で、自分の生活がいかにありがたいものか身に染みて理解した。盲亀浮木の話にもあるように、法華経に出会う事人として生まれる難しさはとてもありがたいことである。今日法要に参加できたことのありがたさ、先人たちが守ってくれた今の我々の日々の生活のありがたさを感じ取り感謝の気持ちで法要に臨んで欲しいと話した。三重県日蓮宗青年会会長の大宮泰幸上人(名張市妙栄寺)による唱題行がおこなわれた。昼食を挟んで午後からは三重県内の僧侶約30人も一同に出座して立正平和祈願大法要が厳修。僧侶・檀信徒が一つとなって読経唱題と修法をおこなった。



















