2026年4月4日
三重・第59回立正平和祈願会
【三重】日蓮宗三重県宗務所(三重県桑名市円妙寺内)主催による59回立正平和祈願会が4月4日、三重県亀山市の亀山市文化会館にて開催された。毎年、立教改宗に合わせ4月に行われる立正平和祈願会、59回目となる今回は亀山を会場にして開催。教師30人、檀信徒約95人が集い、法話を聴き、唱題行などの修行にはげんだ。
午前10時。立正平和祈願会が開会。第一講は社教会より冨田周温上人(三重県熊野市本乗寺住職)による講話がおこなわれた。冨田上人は、我々は色んな徳に触れて生きているが我が事として骨身に感じることは難しい。しかし、自身は大病を患い死を感じる事で恩のある人に最後の挨拶をしたいと感じ徳に触れてきた事を実感できた。仏様に祈る事で全ての人への恩を返す事ができるのだと強い自覚を持てた。祈願会という非日常的な空間の中で感謝の気持ちを感じ、感謝の気持ちを表す事を実践して欲しいと話した。
浅井教佑上人(松阪市法久寺)による「目の見えない亀」と題した講話が行われた。人生で3回物事の見方や考え方が変わった事があり、それは大学へ進学する為に上京した時、インドに行ったとき、戦争跡地を訪れた時である。特に戦争跡地のサイパンでの慰霊法要で実際に現場を目の当たりにし話を聞いた事で、自分の生活がいかにありがたいものか身に染みて理解した。盲亀浮木の話にもあるように、法華経に出会う事人として生まれる難しさはとてもありがたいことである。今日法要に参加できたことのありがたさ、先人たちが守ってくれた今の我々の日々の生活のありがたさを感じ取り感謝の気持ちで法要に臨んで欲しいと話した。三重県日蓮宗青年会会長の大宮泰幸上人(名張市妙栄寺)による唱題行がおこなわれた。昼食を挟んで午後からは三重県内の僧侶約30人も一同に出座して立正平和祈願大法要が厳修。僧侶・檀信徒が一つとなって読経唱題と修法をおこなった。



















