全国の通信記事
2026年3月5日号
茨城 講習会
【茨城】茨城県災害救援対策支部(相田要練支部長)は、県檀信徒協議会(熊王康宏会長)協賛のもと、3月5日に星宮寺(相田要練住職)で講習会を開き、僧侶・檀信徒約100名が参加した。今年の大荒行を終えた僧侶らが災害犠牲者慰霊・被災地復興祈願の法要を行った後、水戸市出身の講談師、松林伯知師が本堂で講談を行った。
松林師は、多くの寄席が焼失した大正の関東大震災の最中、当時の講談師の避難の様子を臨場感たっぷりに語り、災害時にどんな判断や行動ができるか参加者に問いかけた。また、関東大震災で焼失したとされていたが平成に再発見された名刀、「燭台切光忠」をめぐる講談を披露。豊臣秀吉と伊達政宗の人間模様を面白おかしく語り、会場は盛大な拍手に包まれた。
2026年2月24日号
愛媛 被爆体験伝承講演
【愛媛】2月24日、愛媛県四国中央市の経王寺(豊岡町大町)において、広島から渡部公友師を講師として迎え、「被爆体験伝承講演」が開催された。日蓮宗愛媛県教師の会が主催した本講演には、僧侶13名、檀信徒10名の計23名が参加。終戦から80年を過ぎ、被爆体験者が減少の一途を辿るなか、語り部としての使命を担う渡部上人の言葉を通じ、参加者は平和への誓いを新たにした。
被爆体験伝承者とは、自らの体験ではなく、被爆者の足跡や体験、そして想いを代弁して伝えるという形で講話を行う。講演では、実際に被爆された新井俊⼀郎さんの足跡に基づき、原爆の凄まじい威力と悲惨な被害状況が詳しく述べられた。中学生の時に被爆した当事者の8月6日、7日の行動を丹念に辿り、平和記念館に足を運ぶだけでは決して知ることのできない「生身の体験」を語った。
被爆体験者は本来、自らのつらい記憶を呼び起こすことを忌避し、語りたがらない傾向にある。しかし、渡部上人は、あえてその苦しみをなぞりながら語り続ける。その真摯な話しぶりは、聴講者に「核兵器廃絶と不戦を訴える、魂の警告」として重く響いた。参加者の一人は、「あまりにリアルなお話に、言葉を失った。当事者でなければ分からない悲惨さがそこにはあった」と、沈痛な面持ちで語った。
講演後の意見交換では、平和に向けた具体的な取り組みについて議論が交わされた。教師の会会長八竹成奉師は、単に戦没者を追悼するだけでなく、争いのない世界を目指して努力し続けることが宗教者の責務であると強調。
四国中央の地に蒔かれた平和の種は、参加者一人ひとりの胸中で、不戦の誓いとして深く根を張った。
2026年2月15日号
千葉西 護法統一信行会
【千葉西】令和八年二月十五日一組二組地区(茂原市、長南町、長柄町)の寺院檀信徒約八十名が、長南町長久寺を会場に護法統一信行会を開催した。
開催に先立ち、千葉県西部宗所長山本隆真所長と千葉県西部檀信徒協議会会長根元精一会長より挨拶があった。その後、長久寺筆頭総代麻生幸夫氏より開会宣言、長久寺総代鹿倉講一氏の千葉西部謹製お題目写経納経の義が執り行われた。このお題目写経は、三月十六日千葉県君津市加名盛の御房供養塚にて行われる宗祖御師範道善御房聖人祥月命日忌法要で納経される。
今回の護法統一信行会では、長久寺蔵の釈尊涅槃図が掲げられ、今に続く釈尊の教えに感謝を捧げた。
法要後は「お寺は誰のためにあるの」と題し、日蓮宗全国檀信徒協議会会長池上幸保会長による講演がなされた。講演の中で、信仰を続ける大切さ、実際に役立つ様子や、継承していく重要性を檀信徒一同聞き入った。
最後に長久寺住職月﨑了浄住職より、謝辞が述べられ、長久寺の本堂が満堂となる護法統一信行会への感謝が述べられ、千葉県西部檀信徒協議会理事鈴木敏文氏の閉会宣言で閉められた。
参加者からは、「お天気の良い中、大きな涅槃図を拝み、池上会長のお話を伺えて楽しい時間だった。」との話を聞くことができた。



















