全国の通信記事
2024年6月20日号
北海道北 北海道四管区社教会合同研修会
【北海道北】令和6年6月20日、札幌市のホテルライフォートにて北海道四管区社教会合同研修会が開催され、32名の参加者が集まった。地元北海道でご活躍されており、また現役の日蓮宗教師でもある「櫻井義秀先生」をお招きし、2時間にわたる講演をいただいた。櫻井先生はカルト宗教や新興宗教の分野に精通しており、多くの著書も執筆されている。大学では相談室の室長を務められた経験もあり、その実体験を交えたお話は時間を忘れさせるものであった。講演後の質疑応答や懇親会の席では、多くの参加者から質問や意見が飛び出し、この問題への関心の強さが伺い知れた。講演前には伊藤美妙会長(北海道西部社教会)が「我々日蓮宗も伝統教団として驕ることなく、新興宗教からも何かしら学ことがあるのではないか?」と述べられ、講演後には中島英明会長(北海道北部社教会)が「旧統一教会や宗教二世の問題が取りざたされている昨今において、日蓮宗教師として、今後何をなすべきかを考えさせられる講演であった。」と感想を述べ、研修会を締め括った。
2024年6月18日号
山梨4 寺庭婦人会研修会
【山梨4】令和六年六月十八日、山梨県立図書館多目的ホールで、山梨県第4部が行われた。「五感で感じる雅の世界」と題し、雅楽の演奏会が、山梨県神道雅楽会並びに穴切り雅楽会により行われ、およそ百二十人が清聴した。
開演にあたり、第四部寺庭婦人会会長の時澤知寿子さんは「平安時代から千三百年に渡り奏でられている音楽ですので、紫式部や清少納言に思いをはせながら、雅な音色に浸って頂きたい」と思いを語られた。
第一部「管弦」では、合奏のはじめに各楽器の音律を整え旋律の雰囲気を作る前奏「平調音取」。民謡の黒田節の原曲とも言われ優雅な旋律で雅楽の代表曲「越天楽」。鎌倉時代の楽書『教訓抄』によると、唐の太荘が貞観の末頃に作ったと言われ、五音の和を備えると言われる「五常楽急」。出陣の日に7回演奏をして勝利の吉兆を得られると言う「陪臚」。平調に比べ勇ましくテンポのある曲「八多良拍子の越天楽」が順番に奏でられた。
第二部では、音楽とともに奏する舞「舞楽」陵王が演じられた。
最後に、山梨県神道雅楽会及び穴切り雅楽会会長の秋山宮司会長は「長い歴史の中で良い時代も厳しい時代も絶えずこうして続いて来たのは、多くの方たちの支えがあったからです。この機会に雅楽に興味をもって頂き、ぜひ声をかけて欲しい」と話された。
雅楽は、日本最古のオーケストラと言われ、時を超えて伝承される平安の音色は、参加者全員の心に深く響き渡った。
2024年6月16日号
大阪市 本長寺Special Jazz Live
【大阪市】令和6年6月16日、午後3時より、大阪市本長寺にて恒川裕子さんを偲んで、Special Jazz Liveが開催された。
恒川裕子さんは、本長寺の瀬川和久住職と大阪府立高津高校の同窓生で、東京芸術大学ピアノ科を卒業。ワイマール・リスト音楽院、ウイーン国立音楽大学、スイス・ヴゥヴェイなどの音楽セミナーに参加。コンサートに出演。ロシア、サンクトペテルブルクの日本大使館、ロシア大使館主催のコンサートに出演。元四天王寺大学教授、大阪音楽大学、大阪教育大学等の講師をつとめる。
約10年前、大阪中津に音楽サロン&ギャラリー、LeNuvole(レ・ヌーボレ)を創設し、後進の若きピアニストの発表の場を提供してきた。
令和3年1月3日住職と久し振りに再会したが、少々の異変に気付き受診を勧めた所、膵臓癌(第4期)と判明し、令和5年8月28日、72歳の生涯を閉じた。癌を発見してから、住職が病院の相談や保証人をつとめ、精神的にフォローをし、死後の相談にも乗る内、亡き夫の禅宗、自分の両親の真宗から日蓮宗に改宗し、葬儀等を住職に一任し、墓を本長寺に建立して、永代供養することとなった。経営していたLeNuvoleは、住職が引き継ぎ、愛用の世界の名器、スタンェイのグランドピアノのうち、一台を本長寺に、もう一台を身延山久遠寺に奉納することになった。
今回ピアノを演奏したのは、高津高校の先輩でもある大塚善章さん。2015年には世界最高齢バンドとしてギネスブックに認定されてもいる、今年90歳とは思えぬ矍鑠とした演奏を披露された。バイオリンは長野昭子さん、ベースは岩田晶さん。
計15曲を満員のお堂の中に響き渡らせた。



















