2024年6月18日
山梨4 寺庭婦人会研修会
【山梨4】令和六年六月十八日、山梨県立図書館多目的ホールで、山梨県第4部が行われた。「五感で感じる雅の世界」と題し、雅楽の演奏会が、山梨県神道雅楽会並びに穴切り雅楽会により行われ、およそ百二十人が清聴した。
開演にあたり、第四部寺庭婦人会会長の時澤知寿子さんは「平安時代から千三百年に渡り奏でられている音楽ですので、紫式部や清少納言に思いをはせながら、雅な音色に浸って頂きたい」と思いを語られた。
第一部「管弦」では、合奏のはじめに各楽器の音律を整え旋律の雰囲気を作る前奏「平調音取」。民謡の黒田節の原曲とも言われ優雅な旋律で雅楽の代表曲「越天楽」。鎌倉時代の楽書『教訓抄』によると、唐の太荘が貞観の末頃に作ったと言われ、五音の和を備えると言われる「五常楽急」。出陣の日に7回演奏をして勝利の吉兆を得られると言う「陪臚」。平調に比べ勇ましくテンポのある曲「八多良拍子の越天楽」が順番に奏でられた。
第二部では、音楽とともに奏する舞「舞楽」陵王が演じられた。
最後に、山梨県神道雅楽会及び穴切り雅楽会会長の秋山宮司会長は「長い歴史の中で良い時代も厳しい時代も絶えずこうして続いて来たのは、多くの方たちの支えがあったからです。この機会に雅楽に興味をもって頂き、ぜひ声をかけて欲しい」と話された。
雅楽は、日本最古のオーケストラと言われ、時を超えて伝承される平安の音色は、参加者全員の心に深く響き渡った。



















