全国の通信記事
2024年4月25日号
富山・第70回全国奠師法縁
【富山】富山県魚津市真成寺で、第70回全国奠師法縁、日奠上人第358遠忌報恩大法要が4月25、26日に開催され、88人が参加した。
過去3年間はコロナ禍のため、理事会のみの大会だったが、今年から通常開催になり、2日間の日程も、晴天のうちに盛大に終了した。
とくに、副住職の谷川寛敬師著書の『魂磨き開運』(角川書店)が評判だった。
北海道南 檀信協・寺庭婦人会合同研修総会
【北海道南】檀信徒協議会と寺庭婦人会の総会と合同研修会が4月25日、函館市花びしホテルで開催され、僧侶・寺族・檀信徒50人が参加した。
総会の後、八雲町妙泰寺住職の池浦寛道師が「団参のすすめ」と題し講演。令和2年に出発を目前にしながらコロナ禍で断念した団参を再計画、管区ではコロナ流行後、第一号となった4月の団参について、旅の栞や写真を交え紹介。「ご本山は法華経・お題目のとても大切な拠点。本山に行く度、お祖師さまや先師が結んでくださった法華経のご縁を感じることができる。もしチャンスがあり迷っている時には、団参にぜひ参加し、また参加できる人もできない人も同じようにそれぞれの菩提寺を大事にして貰いたい。どのお寺もまた、先師やご先祖さまたちの信仰がご縁で結ばれた大切な拠点」と語った。
続いて教化センターによる「仏壇の荘厳について」の研修が行なわれた。仏壇を模した台紙と仏具や供物のシールが配られ、参加者は家庭の仏壇を思い出し並べながら、仏壇や仏具の意味について学んだ。会場には、参加者から僧侶へ多くの質問や相談の声が飛び交っていた。進行役を務めた教化センター員の岡要樹師は「お仏壇はご先祖さまのお位牌を並べるだけではなく、仏祖三宝をおまつりするお堂であり道場。日常の信仰の中心として大切にしていってほしい」と結んだ。
2024年4月23日号
栃木 青年会講習会
【栃木】令和6年4月23日、大田原市正法寺(中井本秀住職)で講習会が行われた。
講習会には現代宗教研究所に所属されている正法寺修徒の中井本蓉師に「現代宗教研究所での活動」、「ナラティブ」について講話した。活動では現宗研とはどのような方が所属されているのか、どのような形で研究・発表され運営がなされているかを話した。ナラティブについては自身が書かれた『現代における仏教的ナラティブの現状と展望』という論文から説明し、宗教離れという問題に対し、そうなった原因をナラティブという概念を用いて、仏教側からのアプローチを考察された。「ナラティブ」とは語るということに重点が置かれた「物語」であり、似た言葉である「ストーリー」のような結末が決まったものでなく、語る者によって結末が変わる「開放的な語り」である。「ナラティブ」を用いて仏教の現状を見てみると、かつては地域または組織の中に共通認識のような土台があることにより、理解され、通用してきた。しかし今は「僧侶(仏教)の共通認識」と「世間の共通認識」にズレが原因としてあるのではないか。このズレを縮めるために客観的な情報としての知識をただ伝えるのではなく、聞き手を参加させるような語り方が求められる。聞き手自身も物語の登場人物のように語り、時代に合った仏教的ナラティブが必要なのではないかと語られた。



















