2024年4月25日
北海道南 檀信協・寺庭婦人会合同研修総会
【北海道南】檀信徒協議会と寺庭婦人会の総会と合同研修会が4月25日、函館市花びしホテルで開催され、僧侶・寺族・檀信徒50人が参加した。
総会の後、八雲町妙泰寺住職の池浦寛道師が「団参のすすめ」と題し講演。令和2年に出発を目前にしながらコロナ禍で断念した団参を再計画、管区ではコロナ流行後、第一号となった4月の団参について、旅の栞や写真を交え紹介。「ご本山は法華経・お題目のとても大切な拠点。本山に行く度、お祖師さまや先師が結んでくださった法華経のご縁を感じることができる。もしチャンスがあり迷っている時には、団参にぜひ参加し、また参加できる人もできない人も同じようにそれぞれの菩提寺を大事にして貰いたい。どのお寺もまた、先師やご先祖さまたちの信仰がご縁で結ばれた大切な拠点」と語った。
続いて教化センターによる「仏壇の荘厳について」の研修が行なわれた。仏壇を模した台紙と仏具や供物のシールが配られ、参加者は家庭の仏壇を思い出し並べながら、仏壇や仏具の意味について学んだ。会場には、参加者から僧侶へ多くの質問や相談の声が飛び交っていた。進行役を務めた教化センター員の岡要樹師は「お仏壇はご先祖さまのお位牌を並べるだけではなく、仏祖三宝をおまつりするお堂であり道場。日常の信仰の中心として大切にしていってほしい」と結んだ。