オピニオン
2016年11月1日号
快適は苦の始まり
人はさまざまな行為を快い、不快に分けて考える。美味しい食事を豊富に食べ続ければ、四大不調となって病気を招く原因になるだろう。好きな人と会うのは楽しいが、別れるときは悲しい。つまり自分にとって快いこと、楽しいことと思っていたものが、実はすべて「苦」の始まりというわけだ。しかしそれに気づかない限り、私たちは、「苦」の元となる「快適」ばかりを追うほど、さらなる苦の因を作り続け、いつまでたっても魂の安らぎを得ることができない。自分に都合のよいものはどこまでも欲しがり、都合の悪いものはなかったことにしたがる根本、それが無明である。その無明の状態から生まれる煩悩が苦の正体だ。一切の煩悩は三毒(貪・瞋・痴)から発生するとしている。自らが率先して苦を増やしている愚かさに気づき、仏の存在、法華経を信じ求め、お題目をお唱えする心を起こす。これこそが、速やかに仏心を成就することの第一歩なのだ。
(長崎県布教師会長・今泉智薬)

身延山・秋の深まり
身延山がだんだん秋の深まりを増してきました。
京都一・本山本法寺で摩利支天大祭
【京都1】11月1日(火)京都市上京区本山本法寺(瀬川日照貫首)にて摩利支天大祭が執り行われた。午後2時より摩利支天堂にて檀信徒約30名ほどが集まり、身体健全、病気平癒、商売繁盛などを願い、加持祈祷が行われた。
本法寺安置の大摩利支尊天は力(気力・体力・財力)の守護神として諸天善神中、最も霊験顕著である。依って古来より崇敬絶えない御堂である。
加持祈祷の後には本法寺より黄飯の御供養を頂き、この黄飯の由来は、吉祥黄金になぞらえたもので、黒豆を添付しているのは厄除けの意味であると伝えられており、食べると厄を除き無病息災・家運隆昇を得られ、不可思議な功徳があると言われ、古来より家内一統で食して厄除吉祥を願ってきたものである。



















