全国の通信記事
2015年3月7日号
山梨一部で女性研修会
【山梨一】山梨県第一部檀信徒協議会(秋山英勝会長)と山梨県第一部宗務所(望月本映所長)主催による「女性研修会」が、三月七日(土)身延山久遠寺(内野日総法主)講堂にて開催され、およそ百名の檀信徒が参加した。
今年度は池上要靖師(身延智寂坊住職 身延山大学仏教学部長)を講師に迎え、『但行礼拝のこころ』と題した法話が行われた。法話では「平成三十三年に宗祖御生誕八百年を迎えるにあたり、宗門運動として但行礼拝を奨励しております。但行礼拝とは、釈尊(仏)、法華経(法)、日蓮聖人(僧)の三宝を敬いの心を持って拝み、それを合掌という姿で表すことなのです。合掌とは、相手に対し大切に思う心、敬いの心を表す方法となります。そして敬いの心を持って合掌し、御題目を唱えることで法華経を自分の中に取り込み、欲望を滅し、仏に近づくことが大切なのです。」と語られた。法話終了後、参加者から「合掌し、拝むことの大切さをあらためて考えさせられました。」「敬うという気持ちをしっかりと持たなければならないと感じました。」との感想が聞かれた。
午後からは山梨県第一部法華和讃信行会による法華和讃奉詠、続いて内野光智師(身延町清水坊住職)指導による唱題行が行われ、参加者一同による先の法話を踏まえての唱題行がおこなわれた。
塩谷郡妙福寺で法燈継承式
【栃木】3月7日、塩谷郡高根沢町の妙福寺に於いて、僧侶檀信徒約70名が参列する中、第45世大森義孝師から第46世大森映孝師への法灯継承式が営まれた。
始めに横山真康宗務所長より認証伝達がなされると、厳粛な雰囲気の下、義孝師から映孝師へ払子が授与され、その後、映孝新住職導師の下、御宝前への入寺の奉告、法味言上がなされた。
義孝前住職は昭和47年に法灯を継承して以来、本堂の増改築をはじめ、歴代宝塔の建立、庫裏客殿の新築、そして先の東日本大震災で大規模半壊した庫裏の復興と、山門の護持発展と檀信徒の教化に大いに尽力してきた。
また管内に於いても、宗務所副長や護法担当事務長、協議員等の役職を歴任。高根沢町の保護司としても地域社会に貢献してきた。祝辞に立った、横山宗務所長や正干与の中田法璋師(蓮性院住職)、両師の口から異口同音にその長年の法労に対する賛辞と労いの言葉が語られると、寺族檀信徒たちは頷き、静かに耳を傾けていた。
最後に謝辞に立った映孝新住職は、「師父の偉業と連綿と続く妙福寺の法灯をしっかり受け継ぎ、仏祖三宝への給仕と、寺門興隆、檀信徒の教化に益々精進していきます」と力強く誓いの言葉を述べた。
人生の最終章の生き方を考える
【名古屋】平成二十七年三月七日(土)名古屋社会教化事業協会(東区妙泉寺住職 石黒泰良会長)は、立正福祉会名古屋家庭児童相談室共催、名古屋宗務所後援「第十七回 心の教育講座」を市内で開催した。講師には老人ホーム「同和園」附属診療所所長であり医師でもある中村仁一氏を迎え「人生・最終章の生き方を考える」というテーマのもと、講演が始まった。講演の中では医師という立場上、人の死に直面する事も多いことから「老・病・死をわが事として引き受ける覚悟をすることが大切である」と集まった聴衆に強く訴えた。
そして医療に対しては過度な期待ではなく「限定利用」を心がけ、常に死を視野に入れて生きる事こそが、生(=今)を充実させると語った。時にはユーモアあふれる表現で、会場内を和ませる場面もあり、気が付けば終演時間を迎えていた。
講演後の質疑応答では、悩みを抱える参加者の声にも熱心に耳を傾け、時間を超過してでも真剣に答えるその様は「生き方」というものを真っ直ぐに伝えたいという中村氏の強い思いが溢れていた。参加者からは「いきいきとした人生を送るためのヒントを頂きました」という声が聴かれた。人の心に潤いを与えるには、様々な手段方法がある。名古屋社会教化事業協会はこれからもその時代に合わせた、より良い活動を展開し、私たちに発信してくれることであろう。



















