2014年5月10日
ある時、住職が〝寺報〟を作る!
ある時、住職が〝寺報〟を作る! と言い出した。毎月の祈願会に配るという。始めるってことは作り続けるってことだよと私。月に一回の大仕事となる。やめておきなよ…という私の反対を押し切って始まった寺報も今月で38号を迎えた。ここまで続くとは思っていなかった▼そういえばお檀家さんから「お経ってどれくらいのペースで新しいものが出るんですか?」という斬新な質問があった。仏教会が定期的に「お経」を発行すると思っていたらしい。紀元前にお生まれになったお釈迦さまの教えが時代と国をこえて受け継がれ、今に伝えられていると話すと「今でもお釈迦さまの言葉が生き続けているということですか」と驚いていた▼〝続く〟ということは容易なことではない。名前も知らないたくさんの人々が繋いでくれたお釈迦さまの教え。私たちにはそれを次世代に繋げていく重責がある▼先月の花祭り。娘に「今日はお釈迦さまの誕生日だよ」と話すと「お釈迦さまはいくつになったの? ハピバスデーしてあげなきゃ!」といそいそと本堂へ。笑ってしまったが、彼女はいたって真剣。お灯明をつけ、「♪ハッピバースデートゥーユー ハッピバースデーディアお釈迦さま~ ハッピバースデートゥーユー!」と歌った。本堂に小さな拍手が響いた。彼女のなかでお釈迦さまは生きている。来年もまたこの気持ちを忘れずに歌ってほしい。(蛙)



















