2013年6月10日
九州教区教化研究会議・布教講習会
【宮鹿沖】初夏の風に肌も汗ばみだした6月10日、11日の二日間九州教区(立野良顕教区長)主催で、宮崎市のフェニックスシーガイアリゾートのコンベンションセンターに於いて、九州各県の布教師81人の参加のもと、九州教区教化研究会議、並びに布教講習会が盛大に開催された。
1日目は、兵庫県立大学で環境人間学部の教授をされている岡田真美子先生に、「無縁社会と仏縁社会」というテーマでお話を頂いた。先生は、備前の妙興寺の寺庭夫人でもあり、ご自身の経験を交え、「贈与交換」や「講」の必要性と有効性について語って頂いた。私自身このお話を聞くまでは、無縁という言葉にネガティブなイメージを持っていたが、先生は、無縁とは余計なしがらみが無いという事でもあり、講を作ったり、地域やお寺の活動によって、無縁の人々を、価値のある結縁につなげられると熱く訴えた。
また、分散会において、3つのグループに分かれ、各県の僧侶と討論を交わし、一般の人に、仏教の死後の世界についてもっと知ってもらうことや、僧侶自身が、地域の一員として、地道な活動で結縁を広げていくべき等の意見が出された。
2日目は、三大寺聡温僧正、中村雅輝僧正による、「生涯布教師に生きた平野譲山」というテーマで、平野僧正の生前の高座説教の映像等を交え、布教師のあるべき姿、そして効果的な法話の手法につて語って頂いた。その中で、人を惹きつけ話に入り込ませる為には「聞」が何よりも肝心であると語られた。
寺離れの進む今、今回の講習で教えて頂いた知識を、日々の布教活動の中で積極的に実践し、活用しなければお寺の存続は危ないと襟を正す思いになり、とても有意義な時間を過ごせて頂いたと思う。



















