2012年9月11日
静岡東宗務所が被災地視察
【静岡東】須藤正裕所長(慶音寺住職)並びに内局・各会代表有志二十一名は、九月十一・十二日一泊二日 東日本大震災「被災地視察・慰霊供養」を行った。一行は、十一日午前五時宗務所(慶音寺)を出発バスにて一路宮城県石巻を目指した。途中多賀城駅で、案内役としてご自身も被災された加藤練栄上人(立正結社教導)と合流し車中、当時の状況の説明を聞きながら、児童一〇八名の内七〇名が犠牲になった大川小学校に向かった。午後四時三十分大川小学校に到着後、慰霊碑前にて読誦・唱題、側を流れる川にて川施餓鬼を行い冥福を祈り併せて復興も祈願した。小学校の親御さんは、毎日朝夕にお参りしている。
翌十二日午前九時南三陸町防災庁舎にて前日同様慰霊供養を行った。慰霊供養を行っている間も多くの人が、この地を訪れ亡くなった犠牲者に祈りを捧げていた。震災後三日間燃え続けた石巻門脇小学校を視察し松島へ向かい到着後遊覧に乗船、船上法要を行った。加藤上人が被災した七ヶ浜町ボランティアきずな館も視察。ここでは、全国大学生協連の学生が支援活動に従事している。加藤上人は、我々に被災した方の心の葛藤を一つの例として次のように話してくれた。「犠牲になった大川小学校の児童の親御さん・助かった児童の親御さんとの間で深い溝がいつしか出来ていたが、一人のお母さんが重機の免許を取りまだ行方の分からない四名の児童を探す姿を見て絆を取り戻した。そして今も親御さん達は、四名の児童の捜索を続けている」さらに「被災した一人としてまたVCとして、宗教家として今後も被災した方々と協力し、この出来事が風化しない様に活動を続けて行きたい。皆さんも忘れなでほしい」と
被災地では、車・家財道具等の瓦礫の山が一年半たった今でも点々残っている状態である。
この「被災地視察・慰霊供養」は東部宗務所に於いて、義援金の勧募は基より、「今後どのような支援が望ましいか」を被災地に赴き、自分たちの目で見・聴き・空気に触れ一人一人が考え、活動の糧とすることが目的である。参加者はこの「被災地視察・慰霊供養」を終え気を引き締め帰路についた。



















