全国の通信記事
2025年3月2日号
兵庫西 リーダー研修会
【兵庫西】3月2日(日)宗務所(安積尚志所長)は、たつの市常照寺(谷口慈修住職)でリーダー研修会を行い僧侶・寺族・檀信徒約50名が参加した。声明師会(井本学修会長)の石原弘淳師が「葬儀~送り方と送られ方~」の講義を行い、葬儀の成り立ちや意義、役割などを分かりやすく解説。また、弔いの本来の意味を説明し葬儀式の必要性を伝えた。我々が命を大切にし、今を生き生きと生き抜く姿が遺された人達への大切な教えになると結んだ。この度、参加者に棺に入ってもらい読経をする新たな取り組みも行った。体験した参加者は「実際に棺に入ってみて、今生きていることを実感した」「自分の臨終を考えさせられた」「意外と居心地が良かった」と語った。
2025年1月17日号
兵庫西・1/17日青年会が寒中唱題行脚と震災追悼法要
【兵庫西】1月17日、兵庫県西部青年会(石原弘淳会長)は、社会教化事業協会(兼子圓昌会長)協賛で、寒中唱題行脚を行った。会場は神崎郡市川町蓮泉寺(安積尚志住職)で僧侶 9 名、檀信徒3名が参加した。当日は不安定な天気ながらも出発する頃には回復し、蓮泉寺周辺を約1時間かけて行脚した。団扇太鼓とお題目が聞こえてくると沿道に出て合掌する方々も見られた。行脚後、蓮泉寺本堂で阪神・淡路大震災追悼法要が営まれ、震災発生から30年の正当日に亡くなられた諸精霊への回向供養を行った。
2024年10月20日号
兵庫西 宍粟市妙勝寺で創建500年記念法要・入寺式
【兵庫西】令和6年10月20日、宍粟市法光山妙勝寺において「創建500年記念法要 並に 入寺式」が執り行われ、教師・壇信徒含め約110名が参列した。当日は天候に恵まれ法要前、35名の稚児が市内を練り歩き妙勝寺到着後、境内にて新住職と管内修法師2名による祈祷を行なった。法要では妙勝寺正干与より拂子が継承され、第32世妙勝寺住職に就任。松田龍顕師は令和5年3月に姫路市蓮正結社から妙勝寺に移り、記念法要・入寺式に向けての約1年半の間、檀信徒と共に本堂・境内の整備等に尽力され、また事業の一環として寺院役員を中心となって「創建500年記念誌」を作成、発刊された。松田師は謝辞で、「歴代住職とその当時の檀信徒の皆様方が異体同心となり、深い信仰心も持って法華経とお題目の教えを信じ妙勝寺を護ってこられました。私自身も心を一つにすれば何事も大きなことを成すことが出来る、ということを約一年半の間で感じました」と述べられ、護持発展を誓った。