全国の通信記事
2024年6月2日号
兵庫西 檀信徒協議会総会
【兵庫西】6月2日、宗務所(神崎郡蓮泉寺安積尚志所長)で令和6年度檀信徒協議会(小林良平会長・姫路市五軒邸法華寺総代)総会が開催された。僧侶・檀信徒37名が参加し、まず本堂で安積所長を導師に会員物故者追善法要を行った。その後、総会では小林会長、安積所長がそれぞれ挨拶をし、参加者の自己紹介が行われた。議事では令和5年度事業報告、会計決算・監査報告、令和6年度事業計画案、会計予算案等が審議された。総会後、松田龍顕専任布教師(宍粟市妙勝寺住職)が法話「護り伝える」を行い参加者が熱心に聴聞。松田師は祖母が法華経に感銘を受けて他宗派の在家から本宗僧侶になった信仰体験を語った。また、我々がお釈迦様の本心を自覚することが大切であると説き、すでに出会うことが難しい教えにめぐり逢っており、これを周りの人々に伝える功徳は大きいと伝え勧めた。(谷口慈晃支局長)
2024年4月12日号
兵庫西 交通安全祈願祭
【兵庫西】4月12日、神崎郡福崎町にある交通安全物故者慰霊塔で、修法師会(花房英俊会長)は、交通安全祈願祭・交通安全物故者慰霊祭を行った。この法要は、毎年、神崎郡町村会、福崎警察署、交通安全協会、各町役場職員関係者と共に開催している行事である。桜舞う晴天の下、約1時間の法要では、僧俗約30名が参加。修法で交通安全を祈り、読経・唱題で物故者の冥福を願った。法要後の挨拶で、山名宗悟町村会会長は、修法師会へ法要の御礼を述べられ「この法要を毎年行うことで、1人でも安全運転を意識する人が増えて欲しい。これからも続けていきたい。」と語った。
2024年1月18日号
兵庫西 寒中唱題行脚
【兵庫西】1月18日、兵庫県西部青年会(三好雅俊会長)は、社会教化事業協会(兼子圓昌会長)と合同で「寒中唱題行脚」を行った。姫路市大法寺(水野哲秀住職)を会場に、僧侶9名、檀信徒12名(行脚参加者4名)が参加。雨の降る中、道中4ヶ寺で一読し、世界文化遺産・国宝姫路城外周を含む約4㌔の行程を2時間かけて行脚した。観光地として有名な姫路城に力強いお題目の声と団扇太鼓の音が鳴り響き、お題目が多くの観光客・地域住民の耳に届いた。行脚後は、大法寺本堂において能登半島地震被災物故者に一読し、早期復興を至心に祈った。参加者からは「最初は雨の中の行脚で寒かったが、お寺に到着した時には心も体も温まる有難い行脚でした」と感想を語った。