全国の通信記事
2024年7月29日号
宮城・お寺で楽しく学ぼうをテーマに寺子屋
【宮城】令和6年7月29日~30日に宮城県日蓮宗青年会(草野有史会長)主催による第18回寺子屋が仙台市本国寺(草野弘有住職)を会場に開催された。久しぶりのお寺での開催となった今回は、小学生26名が参加し、「お寺の生活を通じて楽しく学ぼう」をテーマに行われた。1日目は本堂での開校式の後、バスで万華鏡美術館に行き、簡単な万華鏡の手作りをしたり、世界中の様々な万華鏡を見学した。次に仙台市天文台でプラネタリウムを観賞し、その後、愛子天空の湯でお風呂に入り、本国寺へ戻って夕飯のカレーライスを食べた。夜は本堂で唱題行を行い、そして最後に皆で花火をして一日目の活動を終えた。2日目は本堂での朝のお勤めでお経を読み、腕輪数珠作り、家族への感謝の手紙を書き、閉校式を執り行い終了した。
2024年7月9日号
宮城 青年会が立正平和祈願法要
【宮城】令和6年7月9日仙台市本山孝勝寺(谷川日清貫首)に於いて宮城県日蓮宗青年会(草野有史会長)が主催し、仙台空襲と東日本大震災の犠牲者を追悼する立正平和祈願法要が営まれた。宮城県日蓮宗青年会は今年で創立60周年を迎え、前日の7月8日には新寺清月記で創立60周年記念祝賀会を開催した。
大平戦争末期の7月10日、仙台の地は空襲よって多くの犠牲者が出る惨事に見舞われた。その仙台空襲犠牲者の追福と世界平和を祈念し、毎年7月9日に本山孝勝寺に於いて、「立正平和祈願大法要」が行われている。昨年から檀信徒も参加して開催していたが、今年は予定をコロナ禍前に戻して本山孝勝寺を会場に開催された。大法要は谷川日清貫首御導師のもと厳修され、午後からの法話では、現代宗教研究所所長の赤堀正明上人に講師を務めていただき、演題「祈願と供養は素晴らしい」法華経によってあなたの祈願は叶い、日蓮聖人とその弟子にする供養が先祖にとどくのです、とういう副題での法話があり、その後、世界平和と震災被災地の早期復興を祈念する「立正平和祈願会」が営まれた。
2024年3月11日号
宮城:石巻市久円寺で3.11東日本大震災慰霊法要
【宮城】宮城県宗務所は令和6年3月6日、東日本大震災慰霊法要を石巻市久円寺で行い、導師を務めた谷川海正所長のもと宗務所職員8名が犠牲者へ祈りを捧げた。
法要終了後、谷川所長が「昨年13回忌を迎えましたが、1月1日に起きた能登半島地震で、東日本大震災の時の辛さを思い出したとともに、被災地の方との心や様々な面でのつながりの大切さを改めて感じました」と挨拶し閉式した。