全国の通信記事
2019年11月9日号
山梨3 護法統一信行会
【山梨3】11月9日、南アルプス市了泉寺(渡辺顗誠住職)を会場に山梨県第3部宗務所(岡本正富所長)・第3部檀信徒協議会(横内正孝会長)共催『令和元年度・第2回 護法統一信行会』が開催された。
この護法統一信行会は毎年9月から11月までの3ヶ月間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
今年度は、10月の台風の影響もあり、11月に2回目の開催となった。今回の統一信行は組寺院の檀信徒を中心に僧俗合わせて100名の参加者が集まり、開式にあたり岡本宗務所長より挨拶があり、「山梨県第3部では、来年の11月に日蓮聖人降誕800年記念大会を執り行います。今日この日に統一信行会が行われるにあたって、皆様にはお題目をしっかりお唱えして頂き、お祖師様の供養も兼ね、又来年の大会まで信仰心を養っていただきたいと思います。」と述べられ、続いて横内正孝檀信徒協議会会長より挨拶があり、「来年に向け自分達の信仰心を共に盛り上げて行きましょう」と力強く述べた。
続いて布教師会会員の岡本正富師の法話が行われ、自身の僧道生活で触れた日蓮聖人や御遺文に説かれた聖人の思いについて話し、その中で「我がこの山は天竺の霊山にも勝れ、日域の比叡山にも勝れたり。然れば吹く風も、揺るぐ木草も、流るる水の音までも、この山には妙法の五字を唱えずと云うことなし。日蓮が弟子檀那等はこの山を本として参るべし。これ則ち霊山の契りなり。」という波木井殿御書の一説で、「我々は日蓮聖人のその気持ちを汲み、身延山へ参拝をした際にはその日蓮聖人が感じた風や、聞いた流水の音、広がる自然を見ながらも全てが南無妙法蓮華経のお題目と思って是非感じ取ってほしい。ちょうど12月5日には3組寺院の行事で輪番奉仕参拝も御座います。この機会に日蓮聖人の心に触れてみて頂きたい。」と参加した檀信徒の方々へ篤い思いを述べ法話を閉じた。
続いて法要は「たちばな和讃会」(秋山京子会長)の会員代表の17名が出仕し、法華和讃奉詠で幕を開けると、了泉寺渡辺顗誠住職を導師に法要が営まれた。
法要後渡辺住職は集まってくれた沢山の檀信徒へ御礼の挨拶を述べた。
今年度の統一信行会は2回の開催を通して多くの義援金が寄せられた。この多くの参加者の志は、各地の天災被災地の復興の為に寄付されることになる。
2019年9月8日号
山梨3 第1回朝粥会
【山梨3】9月8日、南アルプス市荊沢、法泉寺(米木義晧住職)を会場に布教師会(柏原啓修会長)主催、寺庭婦人会(五味なおみ会長)共催、宗務所(岡本正富所長)後援の『令和元年度・第1回 朝粥会』が開催された。
この朝粥会は飽食の時代にあって、命の尊厳を見直し、食の原点に還ろうという目的で毎年9月から11月までの間、管内寺院を会場に毎月1回行われている。
今年度1回目の開催となった今回、同寺には組寺院の檀信徒を中心に、僧俗合わせて50名の参加者が集まった。
会は恒例の「たちばな和讃会」(秋山京子会長)会員15名出仕による法華和讃奉詠で幕を開け、米木住職を導師に約20分の朝勤を行った。
朝勤後、米木住職は挨拶の中で、「台風が近づいています。伊勢湾台風が昭和34年、私が生まれる1年前に山梨県では甚大な被害を受け、裏にある河川が氾濫し、この辺の土地は水浸しの状態になっていた。そういうこともあり法泉寺の本堂の下には今も1艘だけ船が残っております。子供の頃はよく友達と乗って遊んでいましたが、今この船を見ると大変な被害を出していたその時代のことを思い、災害に対して備えるということの大切さを考える。当山も何かしら災害があった時には、避難所としての支度はしてある。緊急避難をした際に1番必要なものは衣食住。平成4年から続いているこの朝粥会もそういうことを考えると大切である。お粥は味気無いという既成概念があるが毎年この朝粥会で頂くお粥はとても美味しい。普段食べる機会が少ないのもわかるが、この味気のないお粥が美味しいと思えること、食べれるだけでも幸せなんだという思いを忘れずに感じながら頂いて欲しいと思う」と早朝より集まっていただいた参加者への感謝と思いを述べた。
続いて布教師会会員の松井智伸師(常泰寺住職)の法話が行われ、同師は法話の中で「安かったからつい沢山買いすぎた、余らせて腐ってしまったから捨てればいい、たまには外食にでも行きましょうと言って、前々から興味があった店に行き、食べたら美味しくなかったと言って残して帰ってしまうということもあるわけですが、飽食の時代であって食べ物への感謝の気持ちが薄れ、いつでも食べれる。沢山食べる。残しても咎められない。そんな時代で命の源は何か?生きていくために一番大事なのはやはり食物である。食物への感謝だけではなく目には見えていないが生産者、料理を作ってくれている方への感謝沢山の方々が自分の命を支えくれている柱であるわけで、その方々への恩も忘れずに、この後の食法を心よりお唱えいただきたい」と願いを込めて法話を閉じた。
法話終了後には、参加者たちと本堂に長机を用意し、心から食法を唱え、寺庭婦人の皆様に、早朝より準備していただいた朝粥を頂くと、身も心も温まる想いに浸り、今年最初の朝粥会を無事円成した。
2019年8月1日号
山梨3 第23回夏休みお寺1日体験
【山梨三】社会教化事業協会(中村義恵会長)は8月1日、「第23回夏休みお寺1日体験」を開催した。
今年で23回目となったこのお寺1日体験は、身延山の参拝を中心に行われ、30名の小学生が参加し大いに賑わった。
先ず初めに集合場所の鏡中條長遠寺(中村義恵住職)で開会式が行われ、会長の中村義恵上人より一日の行程が説明された。続いて岡本正富宗務所長より「今日一日、皆仲良く各々助け合い、今から出発する自分より、帰ってきた自分が成長出来ているように頑張ってください」と激励の言葉を送られ、出発する前に、本堂にて団扇太鼓を打ちながらの唱題の練習を行った。やがて心を一つにして無心で太鼓を叩き、きれいに声を揃えてお題目を唱えるようになるまで上達した後、身延山へと出発した。
今年は奥之院思親閣にも参拝し、ロープウェーに乗車をすると子供達は、段々高くなるにつれて見えてくる景色や、山中に生息している鹿を見つけては喜びが爆発した。奥之院に着き、開帳を受けた後、町田別当より「日々の感謝」について法話を戴き、その後出発前に長遠寺の本堂で練習を行った団扇太鼓を持ち、大聖人の前で一生懸命にお題目を唱えた。
久遠寺に戻り昼食を済ませ、お腹を満たすと子供たちの元気も戻り、祖師堂にて開帳後、本堂へ移動し再度大きな声で
沢山のお題目を、汗をかきながら一生懸命に唱え、終了後本堂の前で記念写真を撮り長遠寺へと戻った。長遠寺に戻ってから子供達は今日一日の感想文や思い出を絵に描いて提出した後、鐘楼堂へと昇り、皆力一杯打っていた。各々が鐘楼を打つと参加者の子供たちは「すごく楽しかったので、また来年も参加したいです。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べた。



















