全国の通信記事
2024年4月7日号
【千葉北】本久寺で花まつり
【千葉北】市川市本行徳にある本久寺は、眼病・学業・安産のお寺として知られていて、毎月8のつく日(8、18、28日)には鬼子母神様の縁日が行われている。
土日祝日にあたる縁日ではキッチンカーが出店して、お寺の檀信徒に限らず老若男女が訪れる行事である
本年の4月7日(日)には花まつりに併せて、キッチンカー出店50回目の記念ということもあって、いつもより多くのキッチンカーが集まり、地元在住の若手落語家、三遊亭樂八さんを招いて落語会も行われた。
会場は歯切れのよい語り口に引き込まれ笑い声で包まれ
境内では満開の桜の下、キッチンカーの周りで出来上がりを待つ人や、用意された机と椅子でゆっくりと食べる姿も見られた。
参拝に訪れた男の子は「おいしい食べ物と犬のミック君に会えるのが楽しみで、いつも家族で来ています」と元気に語った。
永野元靖住職は「たくさんの人にお寺に気軽に来ていただき、開かれた寺にしたいと思っています。そのためには食べる楽しみもあるといいかなと思い、以前からキッチンカーに出店してもらっています。今日がキッチンカー出店50回目の記念日でもあるので、当初から出店してくれているキッチンカーの方にも来ていただきました」と思いを語る。
2024年2月3日号
千葉北・法華経寺で節分会
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では2月3日節分追難会を厳修した。当日は午後1時と3時の2回法要が厳修されたが、どちらも今年度の加行僧出仕の中力強く執り行われた。今年初参加という年女の女性は「たくさんの修行僧さんに囲まれ緊張した。素足の傷が痛々しいが大きな声でお経を読んで頂き大変感激し参加でき本当に良かった。」と語っていた。法要後は数年にわたる屋根改修が終了した祖師堂回廊より豆まきが行われた。好天の土曜日ということもあり豆まきを楽しみに来寺した参加者も多く、加行僧や芸能人、法華経寺総代でもある田中市川市長など多くの来賓が新井貫首の「慈眼視衆生、福寿海無量」の発声の後、「福はうち、福はうち」の掛け声にあわせ福豆や菓子をまくたび、大きな歓声が上がっていた。
2024年1月26日号
千葉北・法華経寺で防火訓練
【千葉北】1月26日、法華経寺(新井日湛貫首)で防火訓練があった。この訓練は1949年1月26日、奈良県法隆寺金堂の国宝壁画が焼損したのを機に制定された文化財防火デーを教訓に市川市消防局や市川市と共に実施している。午前10時の訓練開始と共に祖師堂より火災が発生したという想定で119番通報後に、塔頭の浄光院(緑谷一雄住職)付属のみどり幼稚園5歳児約50名が祖師堂内より徒歩で避難を行った。また負傷者の救護や宝物の移動など同寺僧侶を初めとした参加者が手際よく行った。近隣住民で組織される自衛消防隊も訓練に参加するなど寺院関係者のみでなく地域一体となり消防訓練は進行した。避難後には消防車やポンプ車などが一斉放水を行い祖師堂に向け水が弧を描き見学者より歓声が上がった。訓練終了後角田市川市消防局長は今後も失火には十分注意し宝物護持に努めましょう、と参加者へ語った。