全国の通信記事
2019年4月24日号
石川2 能登32ヵ寺本山妙成寺に1321万円を寄進
【石川2】四月二四日、羽咋市滝谷町本山妙成寺の国宝化を後押ししようと、石川第二部宗務所は一三二一万円を寄進された。
妙成寺には五重塔をはじめ、十棟の国重要文化財の建造物があり、国宝指定に向けて様々な活動をしている。課題の一つとして修復や学術調査に多くの費用が掛かり、三二ヶ寺の檀信徒らから少しでも本山のお力添えをしたいと寄進を募った。
代表として、石川県第二部宗務所所長大句哲正上人と宗務担当事務局長井前本隆上人が訪れた。大句所長は「妙成寺様あっての石川県第二部であります。妙成寺様が賑わえば寺院全体が活性化致しますので、ぜひ学術調査、修復に充てて頂きたい」と語った。
駒野日高貫首から「少し修復するにも億単位のお金が掛かり、維持していくのが大変。国宝の道は遠いが今回多くの寄進を頂き、これをきっかけに妙成寺が国宝昇格へと進んで参りたい」とお言葉を頂きました。
2019年2月14日号
石川2 山川敬淳師帰山式
【石川2】昨年十一月一日より百日間、千葉県市川市大本山法華経寺の境内にある日蓮宗加行所にて、厳しい修行を無事成満した山川(やまかわ)敬(けい)淳(じゅん)上人の帰山(きざん)報告式(ほうこくしき)が、二月十四日、石川県羽咋郡宝達志水町敷波の大蓮寺で行われた。
水行桶に氷が張る寒さのなか、今回初めて荒行に挑(いど)み成満を果たした山川敬淳上人の張り裂けんばかりの力強い水行肝(かん)文(もん)や読経の声に参詣者は感動し、涙を浮かべる人もいた。謝辞では「私のためにこのように盛大な帰山式を行って頂き心より感謝致します。その恩に報いるためにさらに精進いたします」と声をつまらせながら語った。
2018年7月29日号
石川2 第四十三回少年少女のための修養道場
【石川2】七月二十九日から三十一日までの三日間、羽咋市滝谷町善住寺に於いて、第四十三回「少年少女のための修養道場」が行われ、研修では、正座の仕方、合掌や数珠の持ち方、お仏壇のお参りの仕方などの「仏前礼儀作法」や、「お経練習」「高題目練習」などを教わった。
食事の前には全員で合掌して「食法(じきほう)」を唱和(しょうわ)し、「いのち」に感謝して食事を頂いた。
レクリエーションでは、ボーリング大会が行われ、子供達は大いに盛り上がり、その後、お寺に戻って屋台村に参加し、出来立ての焼きそばやかき氷を食べ、ダーツや型抜きなどの催し物やビンゴを楽しんだ。
最終日の閉場式では大句哲正宗務所長・番匠義雄檀協会長・山川知則日青会長より、三日間の修養道場を終え、ねぎらいの言葉と修了証が渡された