全国の通信記事
2017年9月17日号
石川一 第2回「落語でブッダin卯辰」
【石川1】荒天が懸念された9月17日、台風の速度が遅くなったことで無事開催の運びとなった第2回「落語でブッダin卯辰」。会場の妙應寺(森田本淳師)には約50人が集まり、笑いの渦に包まれた。
落語に先立ち、地方では滅多に観られない「お囃子紹介」を披露した。古くから続く太鼓や三味線(佐々木千華さん)が奏でる効果音の説明に、会場からは笑いと驚きの声が聞こえた。次いで、落語家の月亭天使さんが手拭や扇子などの小道具の使い方を説明してから「犬の目」を、尼僧でもある露の団姫さんが大ネタ「地獄八景亡者戯」で会場を沸かせた。観客の一人は「露の団姫さんのユーモアさとお囃子が話を引き立て、贅沢な落語だった」と満足げであった。
森田本淳師は、仏教を身近に感じてもらいたいとの思いから、落語会や朝ヨガを開催している。その思いに落語家も応えてくれるこの会を、今後も続けていきたいと意気込みを語った。
2017年7月27日号
石川1 海の寺子屋
【石川1】7月27?28海沿いの町福井市大丹生の大乗寺を会場として、海の寺子屋が開催された。35名の子どもたちが金沢駅に集合し、緊張した面持ちでバスに乗り込む子もいれば、心配する親御さんを余所目に元気よく乗り込む子もいた。金沢から大丹生まではバスでおよそ2時間かかるが、子どもたちにとってはその道中も大切なであるようだ。何度も参加している子たちは、友だちとの久しぶりの再会に話を弾ませていた。
例年は、お寺のマナー教室に続いてカヌー体験をしていたが、今年はガラスの小皿作り体験を行った。真っ赤に熱されたガラスが目の前に運ばれると、すぐさま重いコテを使って十字に伸ばし、全体の形を整える。たった三十秒ほどの作業時間ではあるが、レクチャーを受けてから自分の番がくるまでの間、他の子が作業する様子を熱心に観察するなど良い体験となったようだ。翌日完成した小皿は、形や色の伸び具合など様々で、子どもたちは自分の作った記念品に満足気であった。
一泊二日の短い時間ではあるが、読経練習や食法の説明などお寺での学びだけでなく、親元を離れた環境において「ご飯を残さない」「互いに注意」など、子ども同士で助け合いながら過ごす時間から、多くを感じたことだろう。
2017年6月24日号
石川1・ 金沢市蓮覚寺で入寺式
【石川一】雨の多い金沢市にあって、この日は快晴となった。H29年6月24日、卯辰山寺院群にある蓮覚寺で、第三十三世中屋隆彦師の入寺式が営まれ、僧侶檀信徒約100名が参列した。法要に先立ち、同寺院群の妙泰寺から行列が出発し、中屋師は、一年前に遷化された師父中屋隆介師から受け継ぐ蓮覚寺まで、力強く歩を進めた。
新住職の謝辞では「第三十三世の法燈を継承するという責任感を非常に重く、重く感じましたが、あなたが継ぐなら全面的に後押しするとの温かい言葉を皆さまからいただき、決心がついた」と述べた。
中屋師の日号は「日沾」。祖父である第三十一世中屋教海上人から授けられた。「沾」には「うるおす」という意味があり、仏さまの教えによって多くの人の心をうるおしてほしいという想いが込められているそうである。



















