全国の通信記事
2025年12月5日号
熊本 布教講習会・教師研修会
【熊本】令和7年度管区布教講習会並びに教師研修会が主催宗務所、布教師会を共催、担当城北地域組寺にて12月5日(月)開催された。会場は熊本市ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで、参加は教師檀信徒含め50名ほど。
始めに、布教師会会長(伊藤是光上人)導師による法味言上。続けて会長から挨拶の後、講師である身延山学園理事・事務局長 丸茂龍正師による「身延山学園の取り組み」・「日蓮宗宗制」についての講演を頂戴した。
第1部、「身延山学園の取り組み」では、教育機関としての伝統のある歴史をもとに僧侶育成や仏教研究の成果を説明。特に近年、法華経をはじめとする仏教経典や仏教の研究は仏教会全体をリードし、国際的に高い評価を得ている。また国費の研究としても毎年数件の認定を受け、これは大学の規模からいえば異例であるとのことだった。
加えて、文化財修理修復保存事業では、国内はもとより国際的に高い評価を得、特にラオス共和国とは身延山大学とラオス国立美術工芸大学、ラオス国情報文化観光省遺産局との3者で協定調印を結び、ラオス全土の寺院・仏像を対象とする大きな事業となっている。身延山大学では、僧侶としての資格以外に、社会福祉や介護、学芸員などの資格をとれる専攻があり、今後の社会、学生にとってメリットがあると説明された。
第2部「日蓮宗宗制について」では、始めにいわゆる宗教法人としての大きな話から日蓮宗という組織の話、一寺院における住職、総代を含めた責任役員の説明などがあった。
宗制については細かく説明する時間は無かったが、代わりに質疑応答として寺院運営、日頃の法務に関わるトラブルなどに回答する形となった。一つ一つが直に関わる問題であり、今後想定される問題、現実にあった事案などをまじえての説明であったためか、時間を大きく過ぎての閉会となった。
2025年12月3日号
熊本 菊池恵楓園物故者慰霊法要
【熊本】令和7年12月3日に熊本県合志市、国立ハンセン病療養所菊池恵柳園内やすらぎ総合会館にて菊池恵楓園物故者慰霊法要が営まれた。濵田義正熊本県宗務所長を導師に、式衆に熊本県宗務所職員と7名で法要が行われた。
法要には宗務院伝道部より伝道部課長本郷裕司上人と書記の渡邉上人、熊本県宗会議員の塩田上人、入園者1名並びに施設職員が参加した。
閉式の後、恵楓園敷地内にある納骨堂に移動し自我偈を一読したのち法華堂跡地や施設火葬所跡地、昭和4年に作られた入所者の逃走防止用のコンクリート壁を見学し、歴史資料館を訪れた。
法要後、日蓮宗宗務院本郷伝道推進課長は「今回が菊池恵楓園へ初めて訪問させていただきました。全国にある六つの療養所を訪れる中でそれぞれの施設が独自のご供養をされていますそのうえでこの行事を後世に伝えていく大切であります。また当日はご本尊と日蓮聖人像の移動作業にも立ち会わせていただき変貴重な経験でした。現在日蓮宗では各療養所に奉られている仏像や資料などの調査を進めており菊池恵楓園も今後調査を検討する予定ですのでその際は協力をお願いいたします。また入所者の中で日蓮宗の方が少なくなっておりますが人数の多寡にかかわらず今後も大切な歴史と信仰を守り続けていただきたい。」とご挨拶された。
当日ご本尊と日蓮聖人像の移動を行う中で日蓮聖人像は昭和38年10月11日に綱脇龍妙上人により御開帳され宮下金次郎氏の作であることが分かった。
菊池恵楓園は明治42年に九州7県のハンセン病療養所として現在地に開設された施設であり昭和16年に国立療養所菊池恵楓園と改称され、現在100名の入所者が生活している。
2025年11月26日号
宮鹿沖 檀信徒研修道場
【宮鹿沖】日蓮宗宮崎鹿児島沖縄県布教師会主催による第33回宮崎鹿児島沖縄檀信徒研修道場が11月26日宮崎県宮崎市メディキット県民文化センターで行われた。宗務院から日蓮宗宗務院伝道部長 長谷川雄一僧正、日蓮宗宗務院伝道部主事 仁部前誠師、宮鹿沖檀信徒協会長の三輪純司氏をはじめ約170人の僧侶檀信徒寺庭婦人が参加した。
講演は、アジアチャンピオンで日蓮宗僧侶のマジシャン五太子晃龍師の「お題目と笑顔に包まれるマジックショー」があり、そして第二次世界大戦時多くの戦没者を出すこととなった沖縄の歴史や沖縄法華経寺の由縁や慰霊について沖縄県法華経寺住職 伊東 政浩師「慰霊なくして平和なし」の講演が行われた。
その後管区僧侶全員出仕の立正安国世界平和終戦80年管区大会慰霊並びに祈願法要が行われた。
閉会式で宮鹿沖布教師会長吉田憲由師は、「皆さんのおかげで無事に開催できた。終戦80年の供養という想いが、戦没者慰霊の方々に諸精霊に届きお喜びになられている気持ちが伝わってきた。尊い真心を込めたお題目の供養をしていただきまして、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。この皆さんの祈りが供養のみならず、家族や大切な方へ届き叶えていくそういう尊いお題目の祈りになった。」と語った。
参加者は、「こんなまじかでマジックを見たのは初めてテレビでは見ることはあるが、臨場感もありワクワクした。伊東師の講演は慰霊に対する想いを知ることができた」と話した。



















