2025年12月3日
熊本 菊池恵楓園物故者慰霊法要
【熊本】令和7年12月3日に熊本県合志市、国立ハンセン病療養所菊池恵柳園内やすらぎ総合会館にて菊池恵楓園物故者慰霊法要が営まれた。濵田義正熊本県宗務所長を導師に、式衆に熊本県宗務所職員と7名で法要が行われた。
法要には宗務院伝道部より伝道部課長本郷裕司上人と書記の渡邉上人、熊本県宗会議員の塩田上人、入園者1名並びに施設職員が参加した。
閉式の後、恵楓園敷地内にある納骨堂に移動し自我偈を一読したのち法華堂跡地や施設火葬所跡地、昭和4年に作られた入所者の逃走防止用のコンクリート壁を見学し、歴史資料館を訪れた。
法要後、日蓮宗宗務院本郷伝道推進課長は「今回が菊池恵楓園へ初めて訪問させていただきました。全国にある六つの療養所を訪れる中でそれぞれの施設が独自のご供養をされていますそのうえでこの行事を後世に伝えていく大切であります。また当日はご本尊と日蓮聖人像の移動作業にも立ち会わせていただき変貴重な経験でした。現在日蓮宗では各療養所に奉られている仏像や資料などの調査を進めており菊池恵楓園も今後調査を検討する予定ですのでその際は協力をお願いいたします。また入所者の中で日蓮宗の方が少なくなっておりますが人数の多寡にかかわらず今後も大切な歴史と信仰を守り続けていただきたい。」とご挨拶された。
当日ご本尊と日蓮聖人像の移動を行う中で日蓮聖人像は昭和38年10月11日に綱脇龍妙上人により御開帳され宮下金次郎氏の作であることが分かった。
菊池恵楓園は明治42年に九州7県のハンセン病療養所として現在地に開設された施設であり昭和16年に国立療養所菊池恵楓園と改称され、現在100名の入所者が生活している。



















