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2024年7月29日号
長野 仏教少年少女学園開催
【長野】飯田市・長源寺で7月29日、飯伊法興会主催の仏教少年少女学園が開催された。第54回目の開催となる今年は15名の子どもたちが参加した。これまでは一泊二日の日程で行われていたが、今年は昨今の情勢を鑑み日帰りでの開催となった。午前中に小学校低学年の児童は写仏、高学年の児童ならびに中学生は自我偈の写経を行った。さらにお題目写経も行い、お守り袋に入れて自分だけのお守りを作成した。午後からは仏前作法・読経練習を行ったのち、同市で毎年開催されている人形劇フェスタにちなんで「シニア人形劇団ふたご座」の方を招き人形劇を鑑賞した。閉園式では練習したお経を全員で唱え、一日の成果を披露した。子どもたちからは「練習したお経を大きな声で唱えることができた」との感想が聞かれ、楽しみながら仏教の教えに触れる有意義な機会となった。
長野・北信同志会が「第60回信濃夏季仏教少年少女学園」
【長野】長野県宗務所では7月29日・30日と2日間にわたり、日蓮宗長野県北信同志会による「第60回信濃夏季仏教少年少女学園」を開催した。身延山久遠寺での開催は実に8年ぶりで、小学校2年生から中学校2年生までの子供たちと引率教師合わせて16名での開催となった。
到着して、至福の昼食後は仏前作法やお経練習に熱心に励み、その後ロープウェイで奥之院思親閣へ。暑さが続く中、身延山の頂きに吹く風はまさに清涼だった。また菩提梯ではこちらが子供たちに励まされ、宿泊の端場坊へ。2日目は、朝早くからの大本堂でのお勤めに始まり、輪番奉仕など存分に身延山を味わい、有意義な2日間となった。
60回を迎えた歴史ある学園。60代70代の檀信徒の方々から、夏季少年少女学園の思い出話を聞く事が度々ある。たった2日間の経験が生涯にわたり仏縁となっている事を思うと、子供たちにとって、この経験が将来につながる事を信じてやまない。
2024年6月28日号
長野 飯伊法興会主催の信行会
【長野】6月28日、飯田市・妙正寺で飯伊法興会主催の信行会が開催され、地元教師・檀信徒ら43名が参加した。東京都・経王寺住職・互井観章師による講演「死ぬ前に知っておきたい地獄めぐり」を聴聞し、盂蘭盆会や施餓鬼供養について学んだ。講談を交えた興味深い内容に参加者たちは熱心に耳を傾けた。その後本堂にて唱題行を行い、お題目への信仰を深めた。参加者からは「お寺の本堂は自分自身と向き合う場所であり、その生き方でいいのかと大聖人が問いかけてくれているという言葉が自分のあり方を見つめなおすきっかけになった。」との感想が聞かれた。