全国の通信記事
2025年4月15日号
山口 檀信徒協議会総会・研修会
【山口】山口県檀信徒協議会は総会・研修会を4月15日に山口グランドホテルにて約40人の参加で開催した。
総会では、令和6年度の事業報告・会計報告、令和7年度の事業計画・会計予算案等の説明があり了承された。活発な意見もあり有意義な総会となった。
研修会では「日本赤十字社防災奉仕団」の3人をお招きして、「防災セミナー」の講演を聴いた。冊子とスクリーンを使用した解りやすい説明に全員が真剣に耳を傾けていた。
*「災害は何時、自分の身に襲ってくるかわからない。その為にも事前の準備や安全確保等の知識は大切」
*「後でする」ではなく「今する」が大切
など沢山の説明をされた。また、家具安全対策ゲームにて自宅の一室の家具の配置をワークシートに記入して危険な配置の確認等を行った。「何時、災害に遭遇するかを考えると怖いが、色々と考える機会となった」「良い勉強となった」などの声が聞かれた。閉会後には懇親会も開催され、色々な寺院の檀信徒や僧侶が談笑しながら楽しい時間を過ごした。
2025年4月4日号
香川 女木島・日蓮聖人銅像参拝
【香川】4月3日に香川県宗務所主催で、毎年恒例の女木島日蓮聖人銅像参拝が執り行われた。
今回は僧侶7名、檀信徒12名が参加した。女木港から銅像までは山道を約30分登るが、当日の天気は晴れ渡り山桜が咲き誇る中、全員で日蓮山を登詣した。
到着後全員で銅像周りの奉仕活動を行い、宗務所(石倉敬之所長)の導師の下、法味言上をした。
日蓮宗香川県檀信徒協議会会長小比賀亨氏より「この地に日蓮聖人銅像をお迎えし、89年が経ちますが今後もこの銅像をお守りし、後世に繋いでいきたい」とお話をされた。
2025年3月30日号
岡山 岡山市大林寺で法灯継承式
【岡山】3月30日(日)、岡山市中区西川原の大林寺において第27世 中塚秀雄師から第28世中塚和伸師への法灯継承式が午後1時30分より営まれ、僧侶や檀信徒約100名が参列した。
中塚秀雄師は立正大学、大学院を経てロサンゼルスでの海外布教に尽力し、昭和43年に大林寺へ入山。今年で住職歴57年を迎えた。新住職の中塚和伸師は社会人経験を経て僧侶となり、入山奉告文では、父・秀雄師が行った海外布教や護持発展への尽力を丁寧に奉告された。
また、新住職の挨拶の中でも秀雄師がアメリカからの友人に英語で八正道を語った思い出や、立正安国論を英訳して伝えた逸話も紹介された。檀信徒の皆様にも手をあげて「Thankyou」と答えていた人柄にも触れられていた。
最後に、和伸師は「檀信徒と共に大林寺の発展に精進してまいります。」と力強く決意を述べられた。式後には、前住職念願の納骨供養塔完成にあたり、開眼式もとりおこなわれた。