全国の通信記事
2024年11月13日号
秋田 五城目町宗延寺で入寺式
【秋田】11月13日、五城目町宗延寺にて第27世近藤妙延師の法灯継承をする法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約100名が列席した。
法要では令和2年に26世分銅瑞泉上人が遷化された後宗延寺を護持された秋田市本妙寺大森宣昌師より近藤妙延師へ第27世の法灯継承が行われた。その後読経、檀信徒と共に唱題、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
参列した檀信徒からは「先代住職が亡くなった後、大森上人にご支援を頂き今日新住職として妙延上人を迎えられて良かった。これから妙延上人と共に宗延寺を盛り立てていきたい」という力強い言葉を語られた。
妙延師は宗延寺として創建より初の尼僧住職として新たな一歩を歩み始めた。
2024年11月10日号
秋田 秋田市法華寺で入寺式
【秋田】11月10日、秋田市法華寺にて第27世齋藤静秀師から第28世齋藤宣裕師への法灯継承をする入退寺式が行われ、僧侶檀信徒約130名が列席した。
法要では齋藤静秀師を導師に御会式法要を執り行い、その後法灯継承、宣裕師を導師に力強い読経、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
宣裕氏は平成21年より日蓮宗現代仏教研究所の研究員を務め、平成28年より現在まで日蓮宗秋田県教化センター長として日蓮宗寺院の教化活動のため尽力している。
法華寺は秋田県最古の日蓮宗寺院として創建より522年の歴史を持ち新住職のもと新たな一歩を歩み始めた。
愛知名古屋 名古屋市本住寺で入寺式
【愛知名古屋】秋の深まりが感じられる11月10日、名古屋市東区にある本住寺において有縁の教師・檀信徒が見守る中、大勢の稚児と共に第26世関智苑師から第27世永田智瑛師へと法燈が継承された。
智苑師は、平成3年より33年間本住寺の住職を務め、92歳に至る今日まで寺門の護持に尽力した。
永田智瑛新住職は拂子を受け取るとまず、仏祖三宝への給仕の誠を捧げる供膳を供え、奉告文を奉呈した。その後太鼓が響き渡る中、参列者と共に唱えるお題目の声が響き渡った。智瑛師は寺門興隆・発展を誓い、「幾度となく荒廃し、その都度再建されてこられた先師・檀信徒のご先祖様に感謝し、開創以来27代目の住職として皆様にお題目のファンとなっていただけるようにより一層精進して参ります」と決意を述べ、檀信徒らは「若い住職と共にお題目を唱えていきます」と異体同心を誓った。