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2025年5月13日号

神奈川3 久成寺入寺式

神三250529③【神奈川3】五月十三日(火)午前十一時、小田原市常英山久成寺に於いて法燈継承式が執り行われた。法要に先立ち、山﨑浩道宗務所長より新住職第三十一世村上公一師へ住職認証証が伝達された。また、正干与雨坪弘行寺金子元彦僧正より村上師へ法燈継承を象徴する払子の受け渡しが行われ、参列者から盛大な拍手がわき起こった式には法縁教師、管内組寺の教師三十有余名、檀信徒約四十余名と寺族を合わせた約七十名が参列した。式中には山﨑宗務所長、関東堺法縁長三枝泰英師、久成寺総代が祝辞を述べた。引き継ぎ午後二時より、久成寺第三十世、妙福寺四十三世、村上辨祐泰静院日祥上人の本葬儀式が執り行われ、大導師には大本山池上本門寺貫首菅野日彰倪下を拝請し、弘行寺金子元彦僧正、龍泉寺土田恵敬僧正を副導師、管内雅楽部有志出座のもとしめやかに行われた。午前に引き続き、多くの有縁教師と檀信徒が参列、焼香をして上人の増円妙道を祈念した。歎徳文では日祥上人が宗門内外で活躍された経緯や護寺発展のために多大な尽力がなされたことなど上人の徳が称えられた。式の最後には新住職村上公一師が「これからは先代の想いを受け継ぎ、更なる寺門繁栄のため精進して参ります。」と謝辞を述べ、閉式となった。

2025年5月11日号

東京西 練馬区大乗院で入寺式

東西250512①【東京西】令和七年 五月十一日(日)練馬区大乗院にて、僧侶・檀信徒あわせて約百二十名が見守るなか、法灯継承式が執り行われた。雅楽の音色が響きわたる本堂には、堂内に入りきれないほどの檀信徒が参列し、第四十世・井上浩達師から第四十一世・井上浩純師へ払子が継承された。

挨拶に立った本山瑞輪寺の井上日修貫首は、勇退される前住職・浩達師が自身の弟であり、同寺に来る以前は師弟関係にあったことに触れた。そのうえで、浩達師が同寺と縁をもった経緯を語り、永年にわたり護持と丹精された浩達師と妙子夫人へ労いの言葉を述べた。また体調を崩している浩達師へ、今後は悠々自適に過ごしてほしいと願いを込めた。続いて謝辞に立った浩純新住職は「これだけ多くの方々が集まってくださったのは、師匠である井上浩達前住職がこれまで積み重ねてきた功績の賜物です。この光景を目の当たりにし、私もその背中に負けぬよう、一層精進してまいります」と力強く抱負を語った。

2025年5月7日号

千葉西 本山藻原寺晋山奉告式

千西250511③【千葉西】5月7日、茂原市本山藻原寺にて「第92世持田日勇猊下退董 第93世 増田日優猊下晋山 晋山奉告式」が行われ、身延山久遠寺総務浜島典彦師をはじめ大本山、本山各貫首、僧侶、檀信徒約250名が参列した。
10時から始まった庭儀行列は古式に則り山門を潜り、雅楽演奏を伴いながら本堂前に到着。新貫首となる増田日優師は初めに歴代廟を参詣した。
11時からは大堂にて奉告式が行われ、初めに日蓮宗宗務総長田中恵紳師より、増田師に権大僧正の叙任と貫首就任の辞令が伝達された。つづいて退董される持田日勇法主猊下より、藻原寺の伝統に従い口漏箱相承(くろばこそうじよう)が行われた。
藻原寺晋山式写真3 口漏箱とは、六老僧日向上人が示した教義書『金鋼集』をはじめとする秘宝がつめられた箱であり、継承することが藻原寺の法灯を継承することを意味する。
新貫首となった増田日優師は昭和26年茂原市生まれ、生粋の地元育ちである。立正大学経済学部、並びに仏教学部を卒業後、藻原寺四院家である妙源寺、妙楽寺の住職を歴任。千葉県西部宗務所においては協議員議長、宗務担当事務長、聲明師会会長をはじめ要職を歴任した。
平成14年、持田法主猊下の藻原寺晋山に伴い総務執事に就任してからは、多忙な持田法主猊下と数々の行事を中心となって支えた。殊に持田法主猊下が総務として身延山久遠寺に上がられてからは留守を堅守し、山内、檀信徒、地元住民との関係を良好に保っていた。
式中の奉告文では、藻原寺の略歴伝統につづいて、寺門隆盛の固い決意を述べた。
午後からは千葉市内のホテルに会場を移し、祝賀会が行われた。
はじめに退董する持田法主猊下の挨拶があり、支えてくれた藻原寺山務員一人一人の名前を読み上げ感謝の意を示した。
50年来の友人として祝辞を述べた松本慈恵師は「若い頃、家族で遊びに行くと、必ず自ら汗を掻きながら、当時の蒔き風呂を沸かして待っていてくれていた。風呂も、心もとても暖かった。暖かい心に包まれて藻原寺が発展して行くことを願っています。」とその人柄を紹介し、和やかな祝賀会となった。

 

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