全国の通信記事
2024年11月24日号
千葉南 勝浦市妙昌寺で法灯継承式
【千葉南】勝浦市妙昌寺で11月24日、第30世・塩野恵風師の法灯継承式が営まれ、有縁の僧侶・檀信徒合わせて100人余りが参列し、新住職の入寺を祝った。
先代師父・円生院日亨上人(塩野恵淳師)の突然の遷化は令和3年2月のこと。次女である恵風師は翌年には信行道場を修了、新たに岩渕昌之師(御宿町妙昌寺住職)に師事し、今日まで研鑽を積んできた。その間、代務住職として妙昌寺を守ってきた干与人・伊藤海祐師(長勝寺住職)から、住職の証となる払子を受け取った恵風師は、堂々と導師を務め、御宝前で入寺奉告文を言上した。
宇野瑞正宗務所長(津慶寺住職)を始め、組合・法縁の僧侶のほか、信行道場訓育主任・蔵本知宏師(島根県妙法寺住職)から激励の祝辞を受けた恵風師は、これまで見守り支えてきてくれた各師、檀信徒らへの感謝と、住職としての決意を述べた。
千葉県南部管区には14人の女性僧侶が在籍し、恵風師を含めた5人が住職・担任として活躍している。
2024年11月17日号
大分 臼杵市法音寺で入寺式
【大分】臼杵市法音寺で11月17日、新住職の入寺式が行われ、26世加藤顕瑩師から27世加藤圓清師へと法燈が継承された。
檀信徒約200人が参列し、新たな住職の誕生をお祝いした。またこの日は朝からお寺のYouTubeチャンネルで式の様子を生配信した。新住職は「ひとりでも多くの方に、法音寺とご縁がある人生で良かったと感じてもらえるよう努力します」と誓いを宣べた。
式の後には新住職がギターを片手に「説法ライブ」をし、仏教の教えをもとにしたオリジナルソングを披露した。温かい拍手と元気な歌声に包まれた入寺式となった。
2024年11月13日号
秋田 五城目町宗延寺で入寺式
【秋田】11月13日、五城目町宗延寺にて第27世近藤妙延師の法灯継承をする法灯継承式が行われ、僧侶檀信徒約100名が列席した。
法要では令和2年に26世分銅瑞泉上人が遷化された後宗延寺を護持された秋田市本妙寺大森宣昌師より近藤妙延師へ第27世の法灯継承が行われた。その後読経、檀信徒と共に唱題、入寺奉告、記念品贈呈、と厳粛な雰囲気の中行われた。
参列した檀信徒からは「先代住職が亡くなった後、大森上人にご支援を頂き今日新住職として妙延上人を迎えられて良かった。これから妙延上人と共に宗延寺を盛り立てていきたい」という力強い言葉を語られた。
妙延師は宗延寺として創建より初の尼僧住職として新たな一歩を歩み始めた。