全国の通信記事
2025年12月23日号
東京東 防災部が救命研修
【東京東】12月23日、東京東部防災部が台東区浅草の日本堤消防署二天門出張所で研修を行い、防災部員10名が東京防災救急協会の普通救命講習を受講した。
初めに救急車が到着するまで、都内平均7~8分の間に行う応急手当の重要性を学習し、次に心停止した人を想定した人形を寝かせて、心肺を蘇生させる胸骨圧迫を実技訓練した。その後、気道確保からの人工呼吸、AEDを使用して電気ショックを与える方法を学び、最終的に胸骨圧迫を30回、気道確保から人工呼吸のふりを2回、AEDによる電気ショックを繰り返し続ける訓練が行われた。尚、人工呼吸は状況により省いても良いとの事だった。また最後に映像で気道の異物除去や止血法を学習して3時間の講習が終了。受講した10名には後日、3年間有効の救命技能認定証が与えられるという。
総務省消防庁によると令和2年中、市民が電気ショックを行った心停止傷病者は1092人で一か月後に社会復帰できたのは479人。一方、救急隊の到着を待って電気ショックを行った心停止傷病者は5825人で一か月後に社会復帰できたのは1082人。市民が電気ショックを行った場合の社会復帰率は43.9%で、救急隊が到着してから電気ショックを行った場合の社会復帰率18.6%よりも2.4倍高いという。しかしながら市民に目撃された心停止傷病者数は年間2万5790人もいて、電気ショックの実施数が少ないことからAEDと救命講習の更なる普及が必要とされている。
2025年12月19日号
北海道北 歳末たすけあい街頭募金
【北海道北】青年会(会長 新渡戸円乗師)と社教会(会長 中島英明師)合同で毎年行っている「歳末たすけあい街頭募金」が、昨年も12月19日に挙行された。
15時から16時半の1時間半にわたり、旭川市のJR旭川駅前広場と銀座通商店街の2ヶ所で、氷点下の中、街頭に立ち呼びかけを行った。気温は氷点下で
寒さは厳しかったが、雪は降っておらず例年よりも多くの人達が街を歩いていたように感じた。駅前広場は地元の方達や観光客、外国の方など様々な人
が行き交う場所であり、まさに色々な方達が募金に協力してくれた。銀座通商店街は、買い物に足を運ぶ地元の方達がほとんどで、買い物客はもちろん、
周りの商店の方達も募金に協力してくれた。また、管内寺院も星祭等の行事の際に檀信徒に呼びかけをしていただき、街頭募金と合わせて30万円が集ま
り、同月の22日に新渡戸会長と中島会長が北海道新聞旭川支社に赴き寄託した。中島会長は「昨今、様々な詐欺が横行しているが、このように知らない
人達の為に手を差し伸べる事ができる人も、沢山いるということを嬉しく思います。これからも自分達に出来る活動を地道に続けていきたい。」と話さ
れていた。
2025年12月18日号
長崎 法式研修会
【長崎】声明師会(合川泰通会長)は令和七年十二月十八日、東彼杵郡常在寺を会場に、管内住職および教師を対象とした法式研修会を開催した。近年、多くの寺院で普及している「椅坐法要」に対し、その所作と作法を正しく理解し、厳粛な法要実践へとつなげることを目的としたもので、管内から多くの教師が結集した。
当日は、石川県七尾市本延寺住職・河﨑俊宏上人を講師に招聘。講義では、式具作法における払子三振の意味や鏧磬調節、そして基本となる坐作進退について、実演を交えた詳細な指導が展開された。
特に坐作進退に関しては、起居の動作すべてに明確な意味があり、合掌や礼拝は単なる形式ではなく、身体の動きを通じて神仏への「尊重の心」を表す行為であると強調された。僧侶自らが威儀を正し、厳粛に法要を執り行う姿勢こそが、参列者の信仰を深める一助となるという示唆に、参加者は真剣な面持ちで聞き入っていた。
参加者からは「一つ一つの動作に込められた精神性を再確認し、自身の所作を見つめ直す貴重な機会となった」との声が聞かれた。本研修会は、儀礼の根本に立ち返り、今後の法要実践の質を高める上で、極めて有意義な研鑽の場となった。
その後、渡部智文宗務所長導師により管内並びに声明業勲功之先師報恩法要が厳粛に営まれた。



















