2025年12月18日
長崎 法式研修会
【長崎】声明師会(合川泰通会長)は令和七年十二月十八日、東彼杵郡常在寺を会場に、管内住職および教師を対象とした法式研修会を開催した。近年、多くの寺院で普及している「椅坐法要」に対し、その所作と作法を正しく理解し、厳粛な法要実践へとつなげることを目的としたもので、管内から多くの教師が結集した。
当日は、石川県七尾市本延寺住職・河﨑俊宏上人を講師に招聘。講義では、式具作法における払子三振の意味や鏧磬調節、そして基本となる坐作進退について、実演を交えた詳細な指導が展開された。
特に坐作進退に関しては、起居の動作すべてに明確な意味があり、合掌や礼拝は単なる形式ではなく、身体の動きを通じて神仏への「尊重の心」を表す行為であると強調された。僧侶自らが威儀を正し、厳粛に法要を執り行う姿勢こそが、参列者の信仰を深める一助となるという示唆に、参加者は真剣な面持ちで聞き入っていた。
参加者からは「一つ一つの動作に込められた精神性を再確認し、自身の所作を見つめ直す貴重な機会となった」との声が聞かれた。本研修会は、儀礼の根本に立ち返り、今後の法要実践の質を高める上で、極めて有意義な研鑽の場となった。
その後、渡部智文宗務所長導師により管内並びに声明業勲功之先師報恩法要が厳粛に営まれた。



















