全国の通信記事
2024年8月18日号
岡山 正福寺夏休み寺子屋
【岡山】令和6年8月18日(日)岡山市北区上中野にある正福寺では「正福寺夏休み寺子屋」が開催された。
今回の寺子屋は「いのちに合掌」をテーマに小学生17名が参加。檀信徒青年会のメンバーもスタッフとして参加した。
午前中は本堂にてお経練習、写経などを行った。慣れないお経や数珠の扱いもあったが意欲的に取り組んでいる様子が見受けられ、とくに写経に一心に取り組む姿が印象的だった。
お昼は毎回好評の「そうめん流し」。約6メートルの2本の竹に流れるそうめんを子どもたちは和気あいあいと楽しみながらいただいた。
午後からは岡山理科大学のボランティアによる科学実験教室。「光」をメインテーマに光の特性を伝える科学実験や、牛乳パックを利用したカメラ作りを行った。子どもたちも映像や道具を使って分かりやすく楽しみながら興味津々の様子だった。
今回参加した子どもたちの中には去年に続いて2度目の参加の子もいて、帰り際には「来年も参加したい」と語るなど好評だった。お寺を身近に感じながら夏休みの楽しい思い出になったのではないだろうか。
2024年8月17日号
京都2 京丹後市妙源寺第35回修養道場
【京都2】8月17日~18日の1泊2日で京丹後市丹後町の妙源寺(厚海俊亮住職)に於いて〔京二〕宗務所主催、〔京二〕青年会(有村友宏会長)並びに妙源寺護法青年会(井上 馨会長)共催の第35回修養道場が『「ありがとう」でつなごう心の絆』をテーマに開催され、小中学生32名が参加した。
子供たちは正座に苦戦しながらも写経や法話を聞き、夜には明かりを消した本堂で唱題行を体験し、心と体の修行に励んだ。レクレーションでは海で海水浴や遊船、浜辺でスイカ割りを楽しみ、夜にはバーベキュー、花火をして夏の思い出を作った。
最後には1泊2日の中での「ありがとう」と感じたことを見つけ、「楽しい思い出をありがとう」「お寺の事を教えてくれてありがとう」など1人1人発表した。
参加した子供たちには、日々の生活でもありがとうの感謝の気持ちを持ち、助け合い成長してほしい。
今回、過去に参加したことのある子どもが、県外から参加するなど、この修養道場は子供たちにとって特別な思い出になっていると感じた。
静岡中 第3回おもす道場
【静岡中】静岡県大本山法華本門寺根源( 通称北山本門寺) では、8月17・18日に、第3回おもす道場を開催した。小学生低学年から中学3年生までを対象で、お寺で五心を学び、心を養う体験道場として、1泊2日で北山本門寺で行われるこの道場も今年で3回目を迎える。
2日間は好天に恵まれ、開校式には60名近くが緊張をもって臨み、1日目は宝探しに数珠作り、縁日・花火といったレクリエーション要素も盛り込み、そして五心( 謙虚・反省・素直・奉仕・感謝) を学び、紙芝居では日興上人や日尊上人について学習し、唱題行も体験した。夜には、マジシャンとしても活躍されている僧侶マジシャンの五太子上人によるマジックショーも行われた。子供達は間近で見るマジックに大興奮していた。
2日目は早朝からのお勤めにラジオ体操、広い本堂の掃除、写経、両親への感謝の手紙と、日常では体験出来ない多くの事に触れ、子供達は終始楽しそうに学び、また各地で活躍する法華本門寺根源の太鼓団体である、重須孝行太鼓の皆様のお力をお借りして、太鼓をたたき、その迫力ある音に驚き興味津々であった。
鈴木執事長は閉校式において、「当たり前の事が本当は有難く大事な事で、家族や周りの人に感謝をして、お題目を唱えると共に素直な心を育てましょう。」と述べて、1泊2日のおもす道場は今年も無事に閉校した。