全国の通信記事
2019年11月2日号
高知 秋のキャンドルナイト in 細勝寺
【高知】11月2日、高知県南国市の細勝寺(久保智教住職)にて、初の開催となる「秋のキャンドルナイト in 細勝寺」が行われ、約100名の参詣者で賑わった。
「秋の夜長を彩る、光と音の共演」をテーマとし、約400個のキャンドルが温かな灯で境内を照らした。
なかには地元小学生が「秋」を題材に描いたイラスト入りキャンドルが並び、子どもたちとの交流もなされた。
特設ステージではコンサートも催され、高知県青年団協議会長も務めるシンガーソングライターCHiHARUさんの歌声が響いたほか、高校の音楽教員で結成された管弦楽ユニット「のどカルテット」の演奏がキャンドルナイトに花を添えた。クライマックスには管内声明師による世界平和祈願声明法要も営まれ、声明によって幻想的空間を織りなすと共に、日本全国で勃発する災害で犠牲となられた方への供養も行われた。
久保師は開式にあたり「このキャンドルナイトが、普段あたりまえにある電気がいかにありがたいものかということを考えるきっかけになれば」と話し、高知県立大学の学生による「電気がない暮らし」と題した、災害による停電被害の深刻さも発表された。
参詣者は「日常というものの有難さを改めて考えた夜になった」「お寺というとお堅いイメージだったが、このようなイベントがあると知り気軽に行ってみようと思う」と語った。
2019年10月20日号
長野 お寺で吹奏楽!
【長野】安曇野市一乗寺本堂で10月20日、第7回ほうおん音楽会(おんがくえ)が開催され、僧侶檀信徒一般合わせて約60名が参加した。
ほうおん音楽会は一乗寺千野泰信住職の所属する吹奏楽団体「松本ウィンズ・コンソート」により、指揮者の戸田顕氏が編曲した仏教讃歌『三帰依文』や定番の曲目、オリジナル曲などを演奏した。仏教讃歌の際には一乗寺修徒千野慧蓮師が代表を務める和讃隊との共演もあり、会場と相まって一般的な吹奏楽コンサートとは違う雰囲気に包まれていた。
毎年参加している檀信徒もある中、初めて参加した一般の方は慣れない場所等に戸惑いはあったようだが、次第に雰囲気と楽曲に入り込んでいき最後には拍子を取るなどして楽しんでいた。
松本ウィンズ・コンソートとしても「一乗寺で演奏できることは励みになり、有り難いことだと感じています。これからも末永く活動していきたいと思っています」と挨拶をしていた。
2019年10月14日号
北海道南 余市町法華寺で寺市寺座

【北海道南】余市町法華寺を会場に10月14日、寺フェス『寺市寺座』が開催された。
町内飲食店有志の呼びかけで道内各地から30店ほどが出店。本堂でのライブやDJイベントを中心に、大広間と境内を利用してカフェやバー、カレーなどの飲食コーナーをはじめ、写佛体験コーナーや古本、CD、盆栽、地元の農産物などが立ち並び、連休の最終日ということもあり600人以上が来場した。
主催者の一人で『天照-Amaterasu-』オーナーの今西努氏は「お寺での開催にあたり、地域の歴史を象徴する場所であるということを強く感じた。普段のイベントと比べても幅広い年齢層の方が足を運んでくれて嬉しい」と、
法華寺の副住職であり開催の企画準備に深く携わってきた髙橋貫道師は「お寺は地域の人のためにある。これを機会として地域との関わり方を見出していきたい」と、それぞれ語った。
ライブの入場料は『楽しんだお気持ちを』の投げ銭式。今西氏が普段のイベントでも取り入れている形で、今回はお寺の賽銭箱を使った。投げ入れる音を楽しむ親子連れも見られた。参加者は「お寺でこんなことができるとは思わなかった」「ぜひ来年も開催を」と口々に語っていた。
戦国武将織田信長の政策『楽市・楽座』は地域に開放と経済発展をもたらしたという。
余市町の『寺市寺座』、人と人が繋いだ縁がお寺を通じて、さらに人と人との縁を結んで、地域が元気になっていく。境内に絶えずあふれる笑顔と笑い声に、そんな可能性を強く感じる楽しい一日を過ごさせていただいた。



















