全国の通信記事
2024年11月9日号
千葉西 本山東身延藻原寺お会式
【千葉西】11月9日(土)茂原市本山東身延藻原寺に於いて、開山日蓮大聖人第743遠忌ご報恩お会式(お会式)が持田日勇法主猊下を御導師に厳修された。
16時半より万灯行列が浜町観音堂より出発し藻原寺を目指した。
17時よりお会式大法要が厳修され、藻原寺檀信徒と万灯奉納寺院代表者合わせて約40名が参列した。
持田日勇法主猊下は法要後のご挨拶の中で、万灯の根本は明るくするという供養の心でしょう。如来神力品の中に日月の光明が能く諸々の闇を除く様に諸々の菩薩達人間社会に於いて、そこにいる人々の心の闇を消滅するという意味を示すところがありますが、私達も少しでもそのように心がけたいものですと、法要参加者に述べられた。
その後、万灯行列が本堂前に到着し、持田日勇法主猊下の前にて盛大に万灯奉納を行った。
最後には、茂原市実相寺住職畠山義浄上人を修法導師に御祈祷が行われ、参加者達は充実感に満ちた笑顔で帰られた。
2024年10月14日号
北海道東 池田町妙経寺お会式
【北海道東】池田町妙経寺で第743回目蓮聖人お会式が10月14日に営まれ、檀信徒約60人が参列した。法要前には音更町妙源寺住職で学校の教員でもある大沼公経師が法話を行った。大沼師は地獄の話を起点に苦を冬に、楽を春に例えて、仏さまに毎日手をあわせることで楽(春)に近づけると語った。
山形 万金山町妙榮寺で万灯行列
【山形】管内唯一の万灯講中・櫻燈會が10月14日、金山町妙榮寺のお会式に万灯行列を披露した。
同寺、住職の花谷龍悦上人は「コロナで下火になっていたお寺の行事に活気を取り戻したい」「万灯をきっかけにして地域の興味や関心を集めたい」と思い、櫻燈會に万灯行列を依頼した。
秋晴れの好天気に恵まれて、鐘や太鼓の音、「ソレソレ」という掛け声も一層高らかとなった。その楽しそうな音につられて家の中から見ていた見物は庭先に出てきて、纏や太鼓を持たせると一緒に歩き始めた。
檀信徒や地域の人々は「とても楽しかった」「また来てほしい」と喜んでおり、花谷住職も「多くの人がお寺に関心を持ち、日蓮聖人への最高の供養になった」と笑みを浮かべていた。