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2025年6月8日
新潟西 刈羽村・玉泉寺で祈祷会
【新潟西】六月八日、刈羽郡刈羽村にある玉泉寺（齊藤浩治住職）で、北辰妙見菩薩の御開帳と大祈祷会が厳かに執り行われた。玉泉寺は平安時代に創建されたとされ、所蔵する妙見菩薩像は、戦国武将・上杉謙信が兜守（かぶとまもり）として信仰していたと伝えられる秘仏。当日は九名の僧侶による読経と修法が営まれ、地域内外から訪れたおよそ120人の参拝者が心静かに手を合わせ、ご祈祷を受けた。齊藤住職は、「この祈祷会も今年で四年目を迎えた。檀信徒だけでなく多くの一般の方々にもご参拝いただき、ありがたい限り。妙見菩薩のお姿を目で観るだけでなく、心でも感じていただき、ご利益をお受け取りいただければ」と感謝の言葉を述べた。初めて参拝したという女性は「こんなに迫力のある御祈祷は初めて。来年もまた参拝したい」と笑顔で語った。
