全国の通信記事
2023年4月16日号
大阪市 大東市楠公寺で法燈継承入寺式
【大阪市】大東市楠公寺で4月16日第4世石伏弘明師の法燈継承入寺式が多くの僧侶檀信徒参列の下挙行された。午前10時よりの宣誓式では神谷行俊大阪市宗務所長を前に、新住職は宗憲を重んじ管内の規約を守り、寺門の興隆に精進する事を誓った。引き続き午前10時半よりの継承式では大阪市宗務所長をはじめ莚師法縁隆源会大阪支部長より祝辞があった。師匠の急な遷化により新住職となった弘明師であるが「師父の後を継ぎ、寺門興隆に勤める」と力強く誓いを立て、終始厳かな内に閉式を迎えた。参列の檀信徒は今後若き新住職を支え、益々菩提寺を盛り立てる意欲に満ち溢れた様子であった。
長野 身延山行脚隊が⾧野市蓮乗寺へ
【長野】令和5年は日蓮大聖人が身延山に御入山されてから750 年の節目となる。大聖人が佐渡から鎌倉に戻られ、そして身延に御入山されるまでの当時の足跡を辿り、各地の霊跡において唱題行脚を行う記念事業が営まれている。令和5 年4 月16 日、行脚隊が⾧野県⾧野市松代蓮乗寺(早川要清住職)に到着した。蓮乗寺は、文永8(1271)年大聖人が佐渡御配流の際に立ち寄り、3 年後の文永11(1274)年佐渡御赦免の折に再び当地を訪れ、大聖人に深く帰依していた当地の豪族、久龍源吾氏の館に一泊し宗祖より“蓮乗”の法号を賜ったことが起源と伝えられている古刹です。身延山久遠寺布教部・豊田慈證部⾧を先頭に、身延山内や全国日蓮宗青年会などから出仕した僧侶と地元の檀信徒、総勢40 名程からなる⾧い隊列が団扇太鼓を手にし、750 年前の想いを胸にそれぞれに力強くお題目を唱え町内を行脚した。蓮乗寺には、住職と管内僧侶・護持世話人など70名程が参集し行脚隊を迎えた。朝方まで降っていた雨も行脚隊の出発前に止み、澄みきった春の青空に響き渡る「南無妙法蓮華経」の声と団扇太鼓の音。住民は沿道から一行に手を合わせた。進む隊列は最後まで声高らかにお題目を唱え、町内を浄め約3キロメートルの行程を練り歩いた。豊田布教部⾧は、「日蓮大聖人が佐渡御赦免になり、佐渡から鎌倉に戻られ、そして身延山へ入られて750 年。この記念すべき年に大聖人の足跡をたどり、その際お立ち寄りになった霊跡でお参りさせていただいた。盛大にお迎えいただいた事に御礼申し上げます。」と感謝を述べた。また、蓮乗寺早川住職は「蓮乗寺は身延山と共にある。文永8年(1271)秋、日蓮大聖人が鎌倉より佐渡へ参られる御配流の時からのご縁をいただき、蓮乗寺も同じく開創750 年を迎える。750 年前、久龍源吾氏がどのような想いで佐渡からお戻りになられる大聖人を迎えていたのかということを深く考えた。心からお待ちをしておりました。」と想いを話された。遠方より駆けつけた檀信徒さんは「当時お立ち寄りになった日蓮聖人と、お出迎えになった久龍源吾氏、750 年前のお姿が時を超えてそこにあったように見えた。感動しました。」と語った。改めて大聖人の御生涯を思い、報恩感謝の心を共にする機会となった。
熊本 荒尾市妙國寺で法燈継承式
【熊本】荒尾市妙國寺で4月16日、第4世渡邊義俊師から第5世渡邊義専師への法燈継承式が営まれ、僧侶檀信徒ら160人が参列した。
38人の稚児に先導され義専師が緊張した面持ちで入堂。昭和44年以来、54年に渡り妙國寺の法燈を守ってきた義俊師から義専師に住職の証となる払子と過去帳が継承された。その後、義専師が入寺奉告文を読み上げ、さらなる寺門興隆を御宝前に誓った。
式の最後に、義専師は「これまで父(義俊師)から、『みんなが笑顔になれる場所に人は集まってくる。みんなが笑顔になれるお寺をつくりなさい』とアドバイスを受けてきた。だからこそ、私はこれから、この場所でみなさんが集まって笑顔になれるお寺づくりを使命としていきたい」と力強く抱負を述べた。
また、勇退する義俊師もあいさつに立ち、「(住職就任以来)54年間、しっかりと妙國寺の法燈を守り続けることができた。これまで支えていただき厚く御礼申し上げたい」と謝辞を述べるとともに、長年、苦楽をともにしてきた昭子夫人に対して、涙ぐみながら「ありがとう」と労いの言葉をかけると、参列者から盛大な拍手が起こった。



















