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2021年11月14日号
京都1 本山本満寺工事円成奉告式
【京都一部】11月14日、京都市上京区本山本満寺(伊丹日章貫首)で、宗祖御降誕八百年慶讃鐘楼堂保存修理工事円成奉告式並宗祖日蓮聖人第740遠忌報恩御会式法要が行われた。
鐘楼堂前で行われた奉告式では、冬空の下、風が吹く中の寒い日であったが、野外にも関わらず僧侶・檀信徒・関係者約50名が参加し、当山総務の伊丹瑞栄師(大阪市雲雷寺住職)が伊丹日章貫首の名代として導師を勤められた。
式中には、修理をされた鐘楼堂に檀信徒を代表し総代役員が上がり、梵鐘を撞き境内は下より近隣にまで響き渡らせた。
導師の回向文中にも「梵鐘と申すは法華経の文に佛音甚稀有とあり梵鐘の音は佛音なり。また佛音とは神聖にして清浄なる浄音なり。此の浄音の響きを聴聞する者一切の苦しみから悟りを開く功徳あり。近隣に住まうる諸人もまた現世の苦しみを和らげ何時しか悟りを開ける佛縁となるようにと。これ梵鐘を鳴らす由縁なり。」と、梵鐘が建立当時から現在に至るまで、更には未来にまでも続く、多くの人々が悟りを開き佛縁を結ぶ大切な役割であると力強く読み上げられた。
この鐘楼堂についての歴史については資料が残されておらず、保存修理に関わった株式会社匠の桃井繁也代表取締は、瓦には宝永との記録が残されていた為、三百年以上の歴史はあり、現在は京都府暫定文化財に指定されているとお話いただいた。
奉告式後には、本堂にて伊丹日章貫首が導師を勤められ、宗祖日蓮聖人第740遠忌報恩御会式法要が行われた。
奉告文では、報恩の誠を捧げるとともに、平成30年9月に発生した台風21号によって、鐘楼堂の屋根・瓦が大きく破損したことに対し、宗祖御降誕八百年の慶讃に当たり、「自らの思いを仏祖三宝に捧げ奉る為」にと保存修理工事を決心したこと等が読み上げられ、参拝者一同は伊丹貫首の本山本満寺更には宗祖日蓮聖人に対する思いを拝聴し感銘を受け、異体同心の思いで静かに手を合わせ、法華経を読誦しお題目を唱えた。
法要に参加した檀信徒は、「伊丹貫首の姿を久しぶりに拝見できとても嬉しかった。お元気そうで安心しました」「記念品で戴いた著書「仏法」を帰宅後楽しみに読みます」と笑顔で帰路につかれた。
伊丹貫首は、宗祖御降誕800年慶讃に合わせ、著書「仏法(苦しみを喜びに変え本当の得るための法たった一つの人生の目的とは 本当の幸せを得るための法)」を有限会社逢人舎から出版された。初めて仏教に触れる人、もう一度仏教についておさらいしたい人、そして今を生きるすべての人に贈る仏教入門の決定版として執筆された。
豊能・池田市本養寺で第44世・難波見真師が入寺式
【大阪豊能】11月14日、池田市本養寺で第44世難波見真師法灯継承式が行われ、僧俗50人が参列した。午後1時20分、式に先立ち七條袈裟に身を包んだ見真師は、当山総代と式衆と共に行列を組み本養寺へ向けて出発。門前では寺族、檀信徒が新住職を迎えた。式では法燈の継承の証として払子の授受がなされ、堂々たる姿の新住職は御宝前にて奉告文を読み上げた。
昭和55年より41年間住職を務めた難波宏正師は、本堂改築や会館の建立など寺門興隆に努められ、また法華経御遺文の研鑽を重ね法話や講義のため全国を巡り法華経弘通に邁進。見真師は「前住職と、5年前に遷化された実父、齊藤見遙上人。二人の師父のようになるためにこれからも精進し、本養寺の興隆に努めてまいります」と決意をあらたにした。宗門の未来を担う若い師の今後の活躍が期待される。
2021年11月12日号
佐賀 本山光勝寺でお会式
【佐賀】11月12・13日(金・土)小城市鎮西本山松尾山護国光勝寺(貫首 松島日應)に於いて、日蓮大聖人第740遠忌報恩御会式が貫首松島日應御導師の元に厳修された。12日午後7時に小城市内を約1時間かけて報恩の万灯行列が行脚し、その後午後8時から報恩御会式大法要を修め、13日にも引き続き御正当の御会式法要を営み、県内各聖・檀信徒併せて300名以上が参列した。
法要に先立ち、小城の夜町を万灯行列が照らし、お題目の声が町に響いた。今年は特別に鎮西身延山本佛寺御山主佐野前延僧正率いる本佛寺の万灯も参列、万灯の光明や纏の演舞が加わり例年にない盛大かつ厳粛な報恩の万灯行列となった。
引き続き法要が営まれ、佐賀県寺庭婦人会・本佛寺婦人会合同による和讃奉納に始まった。
本年は第740遠忌の節目なる法要であり、日蓮大聖人を慶讃し御報恩に謝すべく県内各聖・檀信徒の読誦・唱題の声が広い堂内に響き渡った。
一方松尾山内には、地元の小城高校生による竹灯籠の温かい光がともり、境内地を明るく照らしていた。これは、先9月に急逝した同級生の岩永航河さん(享年17歳)の竹灯籠のイベントを復活させたいという遺志を引き継ぎ、同級生らによって挙行されたものであり、思いがこもった一万基の灯明を松尾山へ奉納した。参拝者からは、「幻想的な光の中でお参りができてありがたかった」と感想があり、寺院・檀信徒共に日蓮聖人への思いを深めた。



















