全国の通信記事
2021年12月14日号
京都1 義士祭
【京都1】12月14日(火)京都市左京区本妙寺(橋本一妙住職)にて、京都義士会主催の義士祭が開催された。本妙寺本堂東側にある義士堂では、午前10時より義士追悼法要が執り行われ、来賓の兵庫赤穂義士会の方々や檀信徒、一般の方が参拝に来られた。例年、うどんのお供養や琵琶の奉納がなされるが、今年はコロナ禍により中止となった。
本妙寺は「赤穂義士の寺」とも称され、四十七士吉田忠左衛門、その子吉田澤右衛門、忠左衛門の実弟、貝賀彌左衛門ら三義士のゆかりの寺であり、義士堂には赤穂義士四十七士の木像が安置されている。
12月14日は赤穂浪士が旧主浅野内匠頭の仇である吉良上野介の屋敷に討ち入りの日である。今年で三百十九年祭となる義士祭は、当日のみ義士遺品遺墨を展示、一般に公開している。男性の参拝者は、「毎年父と二人で来ており、楽しみにしている。赤穂浪士の日本人らしい義の心が大好きです」と語り、赤穂浪士に思いを馳せていた。
2021年12月13日号
千葉東 戦没者追善供養法要と世界立正平和法要
【千葉東】12月13日 多古町多古妙光寺(冨 永観瑞住職)に於いて千葉県東部社会教化事業教会(新川智康会長)主催による「戦没者追善供養法要ならびに世界立正平和法要」が開催された。毎年管内の寺院会場に開催され、今までに管内90ヶ寺を会場に法要を行っている。今年はコロナ禍ということもあり、宗務所の於かれている妙光寺での開催となった。開式に先立ち千葉県東部布教師会(張田富田会長)の佐藤哲祥会員が法話を行った。
「戦没者追善供養法要ならびに世界立正平和法要」は新川智康会長が導師にて
10名の会員が出仕し、1時間以上かけて厳粛に法要を勤められた。式後、新川智康会長は挨拶の中で、「太平洋戦争開戦80周年という節目の年、本日は日蓮大聖人の月命日の13日。常に感謝の祈りと立正平和の祈りを忘れないように続けられるかぎり実施し、管内138ヶ寺の御宝前で祈りを捧げたい。」と話された。続いて冨永観瑞住職より御礼の挨拶に続き、宗務所長として4月28日に清澄寺銅像建立100周年記念として立教開宗の御聖日に檀信徒研修会を開催する事と、千葉教区長として御降誕800年慶讃事業の最後となる「千葉教区記念大会」を3月5日に開催するので、気運を高めて頂きたい旨の話されていた。
2021年12月12日号
愛知名古屋 第4回修養道場
【愛知県名古屋市】令和3年12月12日、日蓮宗名古屋青年会は東区浄蓮寺を会場に本年度第4回目の修養道場を開催し、19人の子供が参加した。
新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、例年の修養道場とは開催形式を変え、宿泊を伴わない日帰りの寺子屋形式「おぼうさんとてらこや」というテーマで、子供たちにお寺で修行体験をしてもらうことを目的にしている。
今回は12月ということもあり、年末の大掃除はなぜやるのか。正月飾りはなぜ準備するのかについて学んだあと、実際に正月飾りを一人一つずつ作る体験をした。
初めにおもちゃのお金が配られ、手持ちのお金で好きな飾りを選んで買い、好きなように飾り付けをするスタイルに子供たちも夢中になった。作っている時はみんな真剣な顔をしていたが、自分だけの「世界に一つだけの正月飾り」が完成すると、子供たちはとても楽しかったと笑顔をみせた。
次回は令和4年2月に第5回目の「おぼうさんとてらこや」を予定している。