2018年1月16日
神奈川3 妙昌寺本堂落慶法要
【神奈川3】年明け間もない一月十六日(火)、大磯・妙昌寺(山﨑浩道住職・神奈川県第三部宗務所長)において、日蓮聖人御降誕八百年報恩事業本堂新築落慶法要が、新築になった間口七間、奥行き十間の堂内に有縁の教師・檀信徒二百余名が参列する中厳修された。
午前十一時、管内雅楽会の奏楽の中、灑水散華で本堂が荘厳され、導師並びに式衆が昇堂。
式中の慶讃文では「抑も当山は文安元年創建せられしより、法燈連綿として五百七十四年に垂んとする古刹なり。然るにその間、応仁二年、天明二年、明治三十一年と、祝融の災禍三度起これり。ことに明治三十一年の火災では、本堂庫裡灰燼と帰し、ときの住職、本堂等の再建に身命を賭して盡力せるも、日露戦争勃発により新築再建計画は中止に追い込まれる。明治三十八年神奈川県中郡成瀬村、現在の伊勢原市にある他宗寺院が古本堂を売却する由を聞き、関係者調査の結果購入を決定し解体移転改修し明治四十年落慶せる。しかしながら大正十一年九月一日、東京神奈川を中心とした関東大震災の激震により本堂庫裡激しく被災、僅かに倒壊を免れるも、当山第三十五世これを補修せり。時移り先代、日蓮聖人第七百恩忌記念事業として瓦葺きから銅板葺き等、老朽化進む本堂山門の一大改修工事に着手され、昭和五十三年春落慶す。不肖日晧、平成四年、平成十一年と、客殿、斎場、庫裡を新築。それに伴い本堂も一部更なる改修工事を施すも、旧地から既に二百年以上経過した本堂は、先師よく護持経営に努められたるも、風露の浸食を蒙り、既に腐朽甚だしく、もはやその用に堪えざらんとするにいたる。日晧、日蓮聖人御降誕八百年報恩事業として、本堂再建のため新たに建設委員会を設置。度重なる協議の末、総代、世話人一同全員一致で本堂新築の一大事業を決す。平成二十七年五月、新本堂建立の勧募、趣意書を送付。多くの檀信徒各位はこれに応え、浄財を寄進せらる。平成二十八年六月旧本堂を解体、七月地鎮祭を挙げてより工事順調に進捗し、内外の荘厳を全て備わり、ここに落成の慶福を見るに至る。これ偏に仏祖の冥助と関係各位の御協力、檀信徒各位外護の御支援。また、工事関係者の熱意と技術の賜として、歓喜無量、法悦の極みなり。今方に新春の好時節、吉祥をトして有縁の各聖ご臨席の元、落慶慶讃の法筵を述べ、法楽の誠を捧げ奉る」とご宝前にて落慶の喜びを述べた。
祝辞ではまず神奈川県第三部羽田鳳照宗務所副長から、「ご住職の情熱とそれに応えることが出来る檀信徒の結晶として荘厳な本堂が完成したものと思います」と述べ、日蓮宗神奈川県第三部選出宗会議員・小田原大久寺小林正雄住職より「檀信徒の皆さまにおかれましてはこの本堂においてご住職を中心に益々お題目の輪を社会に拡めてくださいますよう、お願い申し上げます」と述べられた。
続いて、大本山池上本門寺執事長・南足柄市弘行寺金子元彦住職が「先代さまからのこの長い年月、檀信徒の方々が住職を中心とされて浄心を以て祖先を敬い、常に菩提寺の興隆をとの浄願、これが今日の妙昌寺さまの姿であると信ずるものであります」と述べられた。
また霊断師会相伝宗主・世田谷区幸龍寺髙佐英長住職より「檀信徒、聖徒、各位におかれましてはこの新殿堂を元にされまして、愈々ご住職、ご寺族を助け護持会あるいは聖徒団の発展のためにお力添えをご住職にいただければと思います」と祝いの言葉が述べられた。
最後に建設委員長配島一雄氏に続き山﨑住職より「厳しい時代の中での檀信徒有縁の皆さまによる浄財のご寄進、本日ご参列された皆さま方のご縁のお蔭さまをもちまして、このような本堂が完成いたしました。今後は益々、檀信徒の皆さまとともに日蓮大聖人のみ教えをより多くの人に伝え持っていきたいと思います」と謝辞があり閉式となった。
閉式後、大磯プリンスホテルに場所を移し祝宴が設けられた。



















