岩手　久慈市立正寺で山内義文師入寺式

【岩手】　平成２８年５月２８日久慈市日月山立正寺において、去る平成２８年１月１３日に遷化された第二世堯徳院日佑上人（山内堯祐上人）の本葬儀並びに第三世山内義文上人入寺式が行われた。 午前十時半より第二世堯徳院日佑上人（山内堯祐上人）の本葬儀が、元日蓮宗大荒行堂副傳師・山田町瑞然寺住職佐々木瑞英僧正を導師に営まれた。県内外から、僧侶・檀信徒約２００人が参列した。本葬儀では、小林順光宗務総長と、前住職と学友であった大本山池上本門寺貫首菅野日彰猊下より弔辞が述べられた。菅野猊下から亡き友人へ語り掛ける篤いお言葉に寺族・檀信徒は涙を流した。引き続き、法灯継承式が行われ、小林順光宗務総長より山内義文上人へ住職承認の辞令伝達。その後、同寺正干与の盛岡市法華寺住職田口信之僧正より新住職へ払子が授与され、新住職より入寺奉告文が読み上げられ、宗祖へ入寺の誓いを述べた。また入寺に際し、小林順光宗務総長、菅野日彰猊下、阿部是秀宗務所長の３名より祝辞が述べられ、新住職を激励した。謝辞では「まだまだ未熟ですが、先代の意思を引き継ぎ、檀信徒と共に、皆様のご指導ご協力を賜りながら、立正寺繁栄のために精進致します」と力強く述べた。
法要後、歴代廟にて、納骨・墓前回向が行われ本葬儀・入寺式の全てが終了した。