全国の通信記事
2015年12月8日号
山形 山形市で歳末助け合い行脚
【山形】日蓮宗山形県青年会主催の歳末助け合い行脚が12月8日、山形市にて行われた。この行脚は毎年十二月に山形市内中心街を行脚し、募金活動を行い、山形新聞社への募金を行う。青年会の活動である歳末の助け合い運動の一つとなっている。本年は、雪の積もる山を横目にしながらの行脚であった。
千葉北 第八回護法大会
【千葉北】十二月八日千葉県北部宗務所(北原輝信所長)では、本山眞間山弘法寺(鈴木日晋貫首)を会場に、第八回護法大会を「戦後七十年戦死物故者慰霊法要~いのちに合掌~」と題し開催した。師走を迎え堂内も冷え込む気候となったが、早くより熱心な檀信徒が集まり約百四十名の参加者を数えた。午後一時三十分に鈴木貫首を導師として、祖師堂での法要を行ったが、参加者はお題目を一心に唱和した。また貫首からは「成道会の当日に多くの皆さんとともに、戦死者などにお題目を挙げられ大変ありがたく思う。」との法話があった。法要後には三田村日正猊下(本山平賀本土寺貫首)による「生かされた使命~母の祈り~」と題した講演が行われた。九十三歳となる三田村貫首は戦時中特攻隊員として招集された経験を語り、平和のありがたさや生きる意味について語った。普段なかなか耳にすることのない話に参加者は聞き入ると共に平和の有難さをかみしめた。閉会式後今後とも信教の重要性を再認識し散開したが、参加者に話を聞くと「法要を通じ改めて平和の大切さ感じた。今日の講演の内容を家族や孫に伝えたい。」「立派なお堂での法要に参加できいい記念になった」など各人参加の喜びを口にしていた。
2015年12月7日号
山梨3 仏教文化公開講座
【山梨3】山梨県南アルプス市小笠原の久成寺(村上通明住職)で十一月二十八日、仏教文化公開講座として釈尊成道会が行われ、久成寺檀信徒を中心に近隣住民、僧俗合わせ一四〇名もの人数が集まり、大変な賑わいを見せた。
今回の、公開講座は釈尊成道会の法要を中心に、身延山高校の雅楽部による「君が代」の演奏と法要の出座、広島県・慈光寺住職、新田恭慈師による絵本の朗読、奈良県・法清寺住職、田尻昌盟師の法話、法要前後には、身延山大学工房にて製作されている慈母観世音菩薩の鑿入れを参加者によって行なった。
「お寺は楽器と音楽の宝庫」と題された釈尊成道会の法要は村上師を導師に有縁の声明師と管内教師八名により営まれ、
読経によって違う木鉦や木魚のリズムを使い分け、制作年代の違う複数の金鋺を駆使し、梵音具の音の違いを聴き比べた。
そして日蓮聖人の徳と七百年の伝承を讃える「高祖讃」、そして村上師と立正大学教授の北川前肇先生が共作したオリジナルの和讃曲「釈尊歌題目」も披露された。
更には読経や声明、唱題に合わせては宗定太鼓と二種類の信者太鼓のリズムが連続して変わるなど、他では聴くことのできない珍しい構成の音楽大法要となった。
法要に引き続いて新田恭慈師が、いもとようこ作の絵本「かぜのでんわ」を朗読した。
元山口放送アナウンサーの新田師の情感溢れる話術は聞き手の心に力強く、時には優しく触れ、参加者を引き込む独特な世界を醸し出し、感動する参加者のすすり泣く声が堂内に響いていた。
続いての法話では田尻師が「解説(げせつ)の行」、「聞法(もんぽう)の行」の説明をし、自他共に修行をしましょう」と始め、「お題目を唱える大切さ、又、お釈迦さまから日蓮聖人へ繋がった法華経、お題目を今度は私達一人一人が受け継いで共有し、後世に繋げ、自他ともに心を磨いていきましょう。」と信仰することの大切さ、心の育て方について話をした。
田尻師の関西弁で行う法話に会場は笑顔でいっぱいになった。
村上師は挨拶の中で「お宝を頂戴しました。本当に有意義な時間を共有する子が出来た。来年も開催するにあたり、自分だけではなく、家族を連れてきたり、友達を誘って来たり、良い波紋が広がっていく様な努力を各々がしていきましょう。」と述べ、この法要を開催するにあたり、お手伝い戴いた檀信徒の方々、出仕して下さった僧侶、身延山高校雅楽部、遠近各地より参加した皆様に感謝の気持ちを伝え、講座を閉じた。



















