2015年6月17日
岩手 中華民国捜救総隊が大船渡市本増寺へ観音像が寄贈
【岩手】6月17~20日に、台湾にある中華民国捜救総隊(レスキュー隊)より、岩手県大船渡市本増寺(木村勝行住職)へ観音像が寄贈された。
東日本大震災発生後、2011年3月14日に台湾レスキュー隊は大船渡に入り行方不明者の捜索に当たった。その際、高台にある本増寺へ宿泊場所として35人のレスキュー隊を受け入れた御礼の観音像である。
木村住職は台湾寺院など昔から台湾との親交が深く、作業をするレスキュー隊員を快く受け入れた。避難所としてお寺を開放していた為、避難していた100名の市民らと調理を手伝い、食事を提供していた。
木村住職は「レスキュー隊の活躍を見て、私たちはあの時奮い立つ事ができた。感謝するのはむしろ私たちだ。」と振り返る。
寄贈された仏像は「母子観音菩薩像」といい、高さ約1,3m。台湾の名匠「張検氏」の名作で、台湾慈済基金会日本支部の謝富美会長より提供された。
贈呈式で謝会長は「仏様のご縁で本増寺に観音像を寄贈できることを心から喜んでいる。」と挨拶。当時捜索にあたった呂正宗レスキュー隊長は、ネパールでの救援活動や東日本大震災で本増寺にお世話になったことを述べ「台湾レスキュー隊と本増寺が手をつなぎ助け合う精神を共有できる事を望んでいます。」と話した。
観音像の寄贈を受け木村住職は「仏像は遺族に贈られたと思っている。心が少しでも穏やかになれば嬉しい。」と語った。



















