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2014年3月16日号
伊万里市妙顯寺・松島正修上人遷化
【佐賀】松島正修師(佐賀県伊万里市妙顯寺第30世)3月16日遷化95歳。法号は正修院日證上人。密葬は3月18日、本葬儀は3月27日に松島正英師(佐賀市國相寺住職)を導師に営まれた。
正修師は昭和13年から平成13年の長きわたり妙顯寺の住職を務めた。戦後、布教冊子「白蓮華」の出版に携わるなど、地元を中心に布教活動を展開。伊万里市仏教会の会長なども務めた。
善御房祥月命日忌報恩法要
【千葉西】三月十六日(日)午後二時より君津市妙長寺(山田妙真住職)にて道善御房祥月命日忌報恩法要が、山田妙真住職を導師に、管内女性教師を式衆に行われ、教師十七名、檀信徒六名が参加した。この法要は毎年道善坊の祥月命日(三月十六日)に行われ、妙長寺での法要後には日蓮大聖人経石塚(君津市加名盛)にある道善御房供養塚へ移動しての法要も営まれている。今年はそれに併せて「星の井戸」開眼法要が行われた。この井戸は、日蓮大聖人がご使用になられたと思われる井戸で、平成二十四年十一月十一日に発見され、昨年の春より周囲の整備を進めていた。この度「星の井戸」と命名され、土井了真宗務所長(長生村法輪寺住職)を修法導師に開眼供養が厳修された。
その後、加名盛の祖師堂にて法要が行われ、参加者が写経した千葉西部謹製御題目写経が写経功徳聚へ納められた。山田住職は「お彼岸前の日曜日にこれだけ多くの方にお集まりいただき本当にありがたい。これを励みにより一層精進して行きます」と挨拶した。
2014年3月15日号
家族揃って菩提寺に
【愛知尾張】宗務所(服部智謙所長)は三月十五日、平成二十五年度檀信徒協議会・立正安国お題目結縁運動尾張大会を開催、あま市妙勝寺(横井一行住職)で僧侶檀信徒、合わせて二百三十名が参加した。
小玉義則檀信協副会長の開会の言葉に始まり、東日本大震災物故者慰霊法要を含む法味言上の後、服部所長、松永寿遠協議員議長、長森康次檀信協会長が挨拶をした。長森会長は「恵まれた現代になり、かえって寺離れが増えていることを憂い、家族揃って菩提寺に足を運び信仰をしていきましょう」と参加者に呼びかけた。
午後より、『三百六十五日のお題目信仰』と題して野村環右師(越前市栄久寺住職)による法話が行なわれ『三百六十五歩のマーチ』の歌の内容を元にした法話では、努力と反省、謙虚と少欲、気づきと現世安穏、後生善処について説き、広く知られている歌を聞きながら、その歌詞に込められた日々大切にしたいことを感じ取っていた。
法話の後の清興では、法蓮寺ハンドチャイムサークル『星彩』による「宗歌・たちわたる」などの
演奏が参加者の心を和ませた。大会の締めくくりとして行われた青年会々員による唱題行では、参
加者一同が一心に唱えるお題目が堂内に響き渡った。