2013年6月5日
小松原法難750年報恩団参
【宮城】宮城県宗務所(日野教恵所長)では6月5日より7日まで、日蓮聖人小松原法難750年の御正当を迎えるにあたり報恩団参を行った。当日は早朝より県内各地より檀信徒と教師50名が集まり、バス2台に分乗して一路千葉県へむかった。
1日目は、清澄寺と妙蓮寺の2ヶ寺を参拝する事となっていた。途中、東北道にて事故発生伴い一部区間にて交通規制が行われた為に常磐道への迂回を余儀なくされたが、ほぼ時間通りに最初の参拝地である清澄寺へ無事に到着した。
清澄寺では、養珠院お万の方寄進による日蓮聖人尊像を拝しながら焼香し法要後には縁起の説明を受けた。その後一行は、唱題太鼓を先頭に聖人がお題目を初めて唱えられた旭が森へ参拝し、参加した檀信徒は、海原を眼下に臨み旭日に向かいお題目を唱えられた聖人のお心に触れ清々しい表情を見せていた。
清澄寺の参拝を終えると一行は、次の参拝地である両親閣妙蓮寺(上村貞雄住職)へ向かった。
聖人の両親である妙日尊儀・妙蓮尊尼の墓所を間近に住職から妙蓮寺の縁起として、聖人がいかに両親を大切にされ、亡くなった後も遥か身延より追孝の念を寄せられその孝恩の大切さを説明された。
2日目は、朝より誕生寺(石川日命貫首)を参拝し開帳をうけた。その後の法話の中で「今日皆さんがくる事は、偶然では無く既に決まっていた事なのです。それが小松原法難750年の年に参加出来るという事は皆さんが各家の代表としてまたお寺の代表として選ばれてこの場所に座っているのです。」と語られ、更に自分達だけではなくご先祖や殊に震災で亡くなられた多くの諸霊もこの場に座していると話され、参加した檀信徒へ大切な団参に各家・寺の代表として参加していると言う自覚を促された。
清澄寺の参拝を終えた一行は、小松原鏡忍寺(原日透貫首)へ向かい「日蓮聖人小松原法難750年特別法要」に臨んだ。法要は、祖師堂にて原貫首を導師に執り行われ参加者全員で『妙法蓮華経勧持品第十三』を唱え日蓮聖人が遭われた御苦難と聖人を守ろうと殉死した鏡忍坊と工藤吉隆(日玉上人)を偲んだ。法要後には、原貫首より歓迎の挨拶が述べられまた、執事長より縁起の説明が行われその当時の情景が目に浮かぶような丁寧な説明に参加者は、今回の団参の意義深さを感じていた様子だった。
宮城県宗務所では、昨年の身延山報恩団参に引き続いての団参で東日本大震災を乗り越え復興へ向かう過程の中で行った。聖人の御遺徳を忍びその鴻恩に報いる為の団参は、震災で多くの悲しみや苦しみを経験した参拝団だからこそ聖人の御苦難を、身をもって受け止める事が出来たのではないか。参加者は、更なる精進を誓いに団参を終了した。



















