2013年4月14日
教化センター主催の写経会
【山梨三】山梨県第三部教化センター(米木義晧センター長)は四月十四日、南アルプス市桃園の蓮経寺(柏原啓修住職)にて写経会を開催し、管内の檀信徒二十三名が参加した。
第三部教化センターとしては今回が初めての試みであるが、「教師も檀信徒も、普段お経を読むことはあっても、写経をする機会はあまりない」ということから企画された。
書写する内容は「自我偈」であったが、気軽に写経に慣れ親しんで欲しいということから、今回は筆ペンを使い、書写が難しいという参加者は見本を下敷きにしてなぞるようにした。
事前に写経の方法の説明を聞いてから塗香を塗り、お題目を唱えると皆心静かに書写を始めた。
「写経は法華経の修行である五種法師の一つの書写行であり、一々の文字が仏様である」という写経の心構えを聞いたせいか、皆真剣な表情で丁寧に書写行を続けた。
慣れない書写行に時折戸惑いながらも約九十分で書き上がると、完成した写経を見返しては皆満足気な表情を浮かべていた。
事後のアンケートでは、「前から一度経験してみたいと思っていたので上手に書けないながらもとても良かった。こんな機会があったら又ぜひ参加したい。友達にも勧めたい」「今の世代はパソコンが多く使われているので、書写は大切だと思う」「戦前は筆を持ち、習字の時間があったが、今回の写経はとても良かった。心の落着きが出来、素晴らしい時間を過ごすことが出来た」など、多くの好評が寄せられた。
今回の写経はまた、希望者には「為東日本大震災物故者之霊追善供養」と願文を書いてもらい、被災地の供養塔に納経する予定になっているが、参加者の多くがこれを希望し、「写経し震災の物故者霊を弔えることが出来るのは有難いことだと思った」と感想を述べていた。



















