全国の通信記事
2025年12月22日号
長野 普賢三寳大荒神例大祭
【長野】安曇野市の一乗寺(千野泰信住職)は12月22日、同寺境内で「普賢三寳大荒神例大祭 併修 お焚き上げ供養」を営み、檀信徒ら20人以上が参列した。
同行事は一年の締めくくりとして毎年行われている恒例のもので、当日は早朝より役員らが準備にあたり、境内には焚場が設けられた。法要では千野住職をはじめとする式衆の祈祷が響き渡る中、一年間家庭を見守った古いお札や御守、卒塔婆、ダルマなどが浄火によって丁寧にお焚き上げされた。参列者は燃え上がる炎と立ち上る煙に向かい、静かに合掌して報恩感謝の祈りを捧げていた。
参列した檀信徒は「お焚き上げの火を見ていると、ありがたい気持ちが湧き出てきます。これからも続けてほしい」と感慨深げに語った。一方で「年々、参列する人も焚き上げる量も減ってきており、少し寂しい」と、時代の移り変わりを憂う声も聞かれた。
2025年12月19日号
北海道北 歳末たすけあい街頭募金
【北海道北】青年会(会長 新渡戸円乗師)と社教会(会長 中島英明師)合同で毎年行っている「歳末たすけあい街頭募金」が、昨年も12月19日に挙行された。
15時から16時半の1時間半にわたり、旭川市のJR旭川駅前広場と銀座通商店街の2ヶ所で、氷点下の中、街頭に立ち呼びかけを行った。気温は氷点下で
寒さは厳しかったが、雪は降っておらず例年よりも多くの人達が街を歩いていたように感じた。駅前広場は地元の方達や観光客、外国の方など様々な人
が行き交う場所であり、まさに色々な方達が募金に協力してくれた。銀座通商店街は、買い物に足を運ぶ地元の方達がほとんどで、買い物客はもちろん、
周りの商店の方達も募金に協力してくれた。また、管内寺院も星祭等の行事の際に檀信徒に呼びかけをしていただき、街頭募金と合わせて30万円が集ま
り、同月の22日に新渡戸会長と中島会長が北海道新聞旭川支社に赴き寄託した。中島会長は「昨今、様々な詐欺が横行しているが、このように知らない
人達の為に手を差し伸べる事ができる人も、沢山いるということを嬉しく思います。これからも自分達に出来る活動を地道に続けていきたい。」と話さ
れていた。
2025年12月18日号
長崎 法式研修会
【長崎】声明師会(合川泰通会長)は令和七年十二月十八日、東彼杵郡常在寺を会場に、管内住職および教師を対象とした法式研修会を開催した。近年、多くの寺院で普及している「椅坐法要」に対し、その所作と作法を正しく理解し、厳粛な法要実践へとつなげることを目的としたもので、管内から多くの教師が結集した。
当日は、石川県七尾市本延寺住職・河﨑俊宏上人を講師に招聘。講義では、式具作法における払子三振の意味や鏧磬調節、そして基本となる坐作進退について、実演を交えた詳細な指導が展開された。
特に坐作進退に関しては、起居の動作すべてに明確な意味があり、合掌や礼拝は単なる形式ではなく、身体の動きを通じて神仏への「尊重の心」を表す行為であると強調された。僧侶自らが威儀を正し、厳粛に法要を執り行う姿勢こそが、参列者の信仰を深める一助となるという示唆に、参加者は真剣な面持ちで聞き入っていた。
参加者からは「一つ一つの動作に込められた精神性を再確認し、自身の所作を見つめ直す貴重な機会となった」との声が聞かれた。本研修会は、儀礼の根本に立ち返り、今後の法要実践の質を高める上で、極めて有意義な研鑽の場となった。
その後、渡部智文宗務所長導師により管内並びに声明業勲功之先師報恩法要が厳粛に営まれた。



















